2011年7月25日月曜日

来年は・・

陣内です。
ここしばらく、仕事はお金のことばかり・・・
新年度(もりねっとの年度は9月末で切り替わる)
からの事業のこと、この秋にドイツからやってくる
新しい機械のこと、苦手なことばかり。。
ひとつ前の清水くんのブログと
なんて違う話題・・・・
でもこれがNPOのやりくりなんだよなぁ・・・

でも、やっと、ひととおりメドがついたかな?
もりねっとは、あえて森に関わることだけ、
やるために設立されたNPOです。

いまもりねっとが目指していることは、
例えばドイツやオーストリア、
北欧などヨーロッパ諸国では、
行政がしっかりやっている仕事ばかり。

山主さんへの総合的なインフォメーション、
その根拠となる森のデータや管理の方針づくり、
地元や森を熟知したマネージャー(フォレスター)、
その高度な指示をきちんと理解して
森の力を引き出す、現代の樵(きこり)たち、
プロを育てる教育機関や研究機関、
責任あるプロに守られて、
豊かに育っていく森と生きものたち、
木のものを永く大事に使う文化と、
それを支える職人たち。

森とともに生きる決意が生み出した
社会システム。きっと、日本でもできると
思うけど、道のりは長い。。。

日本は政治がダメだから
市民がしっかりしている・・・
海外からの評価をどう受け止めるべきか?

森林のマネジメントは、ガバメントの仕事、
でもここ日本では、なんとNPOが仕事をする余地がある・・
喜ぶべきなのか、憂うべきなのか。
どちらにしても、未来のビジョン、目の前の課題、
クリアしていかなくてはならない。

先日、LEAFプログラムの研修を受け、
これは20年、30年かかる仕事だと思ったけど、
今もりねっとが取りくんでいることは、
10年後のために、山主さんのために、
地元に住んでいる人たちのために、
現場作業をやっている人たちのために、
やっているんだな、と思います。

20年、30年後に、
「山を守ってくれてありがとう」と
今の子どもたちに言ってもらえたら。。。
そうなるかなぁ・・・。

なんか、いつもこんな調子ですみません。
頭が堅いのかな。
またあしたもがんばります。
あしたは、南相馬市の子どもたちを、
森に連れて行きます。
夏休み企画だそうです。
なんぼかでもお手伝いできて嬉しい。

とりとめないですが、今日はこのへんで。



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