2016年9月27日火曜日

続、森の小道づくり

しみずです。

前回紹介した森の幼稚園が所有する森林に、さらに延長して道をつくってきました。


「ジャングルのような道が良い」と言われました(笑)

前回の綺麗すぎたんですかね。
それもそのはず、子どもたち裸足で走るんですよ!?森の中を!!
そりゃぁ綺麗にしますよ、怪我しないようにと。

その後、結構遊歩道を使ってくれたようなので、しっかりと地面が踏み締っていました!
「この道の地図を書きだした子どももいるんです」とのこと!
・・・作って良かった!

また、周りがカラマツで単調な林ですが、この一部だけは、広葉樹が混ざっているので、葉っぱ集めができるように様々な樹木の前を通るようにもしたのです。
15種類くらい樹木だけで葉は集められるはず。




ですが、子どもたちにはぬるかったようなので、ジャングルみたいな道作ってきました。

↓が入り口です。
入り口なのに倒木そのままです。
乗り越えていってください(笑)

そして写真奥が道なのですが、道に見えない。
アーチ状の樹木の下をくぐっていきます。
ほんと、ジャングルですよ!

進んでいくと窪地があり、下はぬかるむ場所。
どうするかと考えていたら、すぐそばにカラマツの倒木が1本。
チェンソーで15mほど挽いて、橋にしました。
15mは長かった!
幅は25cm以上あるので、ここに通う子どもなら大丈夫でしょう。

最初、やりすぎたかなと思いましたが、
見ていただいたら「良いわ!」と評価していただきました。


そして、
いつも役に立つPCウィンチ。
重機が入れない場所にはやはりこいつが大助かり。
林内が綺麗になるのが早い!

まだ、根むくれが戻ったあとの根むくれ広場などの見どころもあるのですが、この辺で。

僕はユンボに乗って道づくりはできないけど、チェンソーと刈り払い機の道づくりなら、お任せください(笑)

あ!!裸足では無理ですよ!!靴履いてくださいね!!

2016年9月12日月曜日

4歳児と一緒に搬出!?

しみずです。


今までポータブルキャプスタンウィンチ(PCウィンチ)の話題をぼちぼちと紹介して・・・きたはずです。
先日、とある森の幼稚園に出向き、子どもたちと一緒にちょっとした作業をしてきました。


以前より、幼稚園が所有する森林の手入れの相談をお受けしていました。
ここでは、森の一部を子どもたちの遊び場として活用しているのですが、それ以外のエリアも活用したい!ということでした。

過去にトドマツやトウヒが植えられた林ですが、風倒などでまばらになり、そのおかげで広葉樹の幼樹が林床を埋め尽くし、多様な環境になっている場所でした。春にはエンレイソウなども咲くようです。

こんな楽しめる空間は、ぜひ子どもたちにも活用してもらうべきです。


そこで行った作業は、風倒木や枯れて倒れてきそうな木の処理と、森に入れるように草刈道を付けました。
まずは、森に入れることが一番ですから。


子どもたちと一緒に作業したのは、林内に倒れている風倒木の搬出をしました。
草刈するにも邪魔ですので先に取っ払いました。

「PCW-5000」を使って、倒木を引っ張りだします。
20mほどの搬出距離、あっという間です。
子どもたちにもロープをもってもらい、一緒に搬出しました。
ロープを引っ張るだけの作業なので安全です。
※実際の作業は大人一人の力で十分ですが、
体験のために参加してもらいました。

搬出後、機械を使わないとどれだけ重たいのか、人力でも引っ張ってもらいました。

その後、草刈道をつけて、完成です。
出来るだけ多様な樹木、植生が見られるような場所に周回ルートをつけました。
主に、子どもたちが冒険感覚で入れるように、道幅は若干狭めで「樹々のトンネル」を
潜り抜けるようなイメージでつけました。

行き止まりの場所もつくりました。
風倒木の根っこの迫力や、晴れた日はいい青空が見られる場所。
腰掛も設置したので、ゆっくりできます。


・・・これから、どんどん利用してみてください。
次に何がやりたいかアイデアがでてくるはずです。
その時はまたご相談ください。

大人が子どものために、、、森づくり。



★おまけ★
チゴハヤブサ<「コウモリ、うんまぁい!」
旭川のとある学校にて。