石黒です。
2月24・25日の二日間にわたって、もりねっとフォーラム2012~森のエネルギーを考える~を開催しました。
24日は建築設計や施工の専門家向けの「木質バイオマス導入講座」、25日は、一般市民向けに「薪ストーブのある暮らし」と題して実施しました。
ウエブやチラシで広報はしていましたが、申し込み不要のイベントだったので、当日始まるまでどのぐらいの来場があるのか、まったく見当がつきませんでした。
それでも二日間で延べ60名の方々に来場していただきました。
本当にありがとうございます。
ゲスト講師は東京から森のエネルギー研究所の大野航輔さん。
そもそもこのフォーラムは、大野さんが去年来道したときに、打合せで持ち上がった話が現実となったものです。
木質バイオマスボイラーを中心に海外(オーストリア)の事例などを織り交ぜて熱く語っていただきました。
もう一人のゲストは煙筒の横山代表、横山愛慈さん。
横山さんは旭川で薪ストーブ設置の計画や施工、煙突のメンテナンス、薪の販売などをしています。
「薪ストーブは煙突が命」、自らを筒師と名乗る横山さんはそう語ります。
そしてもりねっとからは陣内と山本です。
展示物の提供は
煙筒の横山さん
米飯興業(ペーパン田棒)さん
クリーンシステムさんに協力いただきました。
なかでも重たい薪ストーブの現物を持ってきた横山さんの注目は高く、休憩時間にはストーブのまわりに人だかりができていました。
やっぱり現物があるとインパクトがあります。
実際に薪を焚いたらもっと面白かったと思いますが、会場の関係でさすがにそれは難しかったです。
もりねっとからは活動紹介と間伐材の枝でつくった森のペンを並べました。
森のペンは1本につき100円以上のカンパをいただきました。
いただいたカンパは大事に森の手入れのために活用したいと思います。
来場者におこなったアンケートの結果をみると、今回の参加者はすでに薪ストーブを使っている人が多く、メンテナンスや薪の供給に関心があるようでした。とくに薪の入手にはみなさん苦労されているようです。
もりねっと理事のGマスこと佐藤さんも今年は薪が足りなくて、来年用のストックから乾燥している物をだしているようです。http://ameblo.jp/midorinomori-garden/entry-11178505348.html
もりねっとも今年は薪に関することを実施していく予定です。
今年はまだまだ形になるかどうかはわかりませんが、薪ストーブユーザーへの原木供給や、林地残材の搬出システムの構築などを考えています。
そして、次は薪ストーブを導入したいと思っている人達を対象に、イベントができたらいいなと思っています。
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