陣内です。
2/24に森と薪フォーラムを開催し、
80名近い方が来場されました。
昨年の秋から連続5回開催した
森と薪ワークショップのしめくくりで、
旭川市環境部さんとの協働事業でした。
お客さんが集まるか不安だったのですが杞憂でした。
カンディハウスの長原實さんのお話は、
旭川は素晴らしい可能性があり、若い人を育てて
将来の産業を築こうという情熱が感じられました。
ヨーロッパの家具に北海道のミズナラがたくさん
使われたこと、しかし資源がなくなってしまい、
ヨーロッパの家具産業が衰退したこと、
ドイツやスイスも豊かな景観ですが、
旭川もまったく引けを取らないということ。
確かにそのとおりと思いました。
自然環境を生かした産業というのは、
ITベンチャーなどと違って、政策ビジョンや支援体制が、
ころころ変わらないということが大事ではないかと
あらためて思いました。
円筒のプロ、横山愛慈さんからは、
おなじみ薪ストーブの話。
やっぱり薪ストーブって、初めての人にはよく分からない。
一次燃焼、二次燃焼とか、触媒とか、ドラフトとか、結露とか・・
よくテレビで科学の先生が面白い実験をしているけど、
それくらいやるといいのかな、とあらためて思いました。
薪ストーブ体験談では、黒川さんが農家ならではの
エピソードを、庄谷さんは全く初めてのストーブライフで
煙突がはずれた失敗談を話してくれました。
庄谷さんは、一番低コストなブリキストーブ、これも
燃焼効率は悪いですが、活用方法がいろいろあるのが魅力です。
参加者の中には、ご自分の体験談を話す準備をしてきた方も
いらっしゃって、本当に薪ストーブのつきあい方はそれぞれと
思いました。
全6回の企画でしたが、人気があったのは「料理」、
森の手入れ・間伐となると、人が減るのはなぜでしょうか・・・
やっぱり食べ物は大事ですね。
旭川市環境部との協働事業で、市の方が本当に熱心に、
そして楽しんで企画運営に携わっていただいたことが印象的でした。
薪には何かそういうパワーがあるのかもしれません。
この事業は、今年も続けたいと思っています。
これから市に申請し、採択されればいいのですが・・
ちなみに、僕の自宅暖房は薪ストーブのみ、
30坪の家を、6000kcalのストーブ1台でまかなっています。
だいたい8~10立方mの薪が必要です。
1立方mは、1m角の箱に薪を並べて積んだ量です。
一冬分の薪は、4トントラック1台分くらいです。
バーモント社の最小モデルを20年焚いていますが、
昨年はじめてフルメンテナンスをしてもらい、調子がいいです。
(車ならエンジンオーバーホールみたいなもの)
安いストーブが買えるくらいの修理費がかかりましたが・・・
薪をはじめるみなさん、焚いているみなさん、
薪の準備は雪がとけたらすぐ、取り掛かるのがベストです。
もう小屋に今年焚く分が積んであるなら別ですが・・・
もりねっとも、3月末から割り始めます。
薪クラブ参加お申し込みも、どうぞ。
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