10月27日(日)、突哨山で秋の間伐体験を実施しました。突哨山の中にある長い間手入れがされていないトドマツの人工林で森を元気にするお手伝いをしていただきました。
手入れを行うトドマツ人工林まで、森の話や木の話を聞きながら歩きます。突哨山は過去に多くの地権者がいて、様々な使われ方をしてきた背景があり、場所によって様子が異なります。この日は広葉樹林エリアの紅葉がとてもきれいでした。
今回手入れを行う人工林エリアでは、この人工林の特徴や間伐の効果などの説明をし、参加者それぞれに間伐の考え方に基づいて、伐る木を選んでもらいました。
伐る木が決まったら、のこぎりで伐って行きます。倒す方向を考えながら慎重にノコギリを入れます。15センチほどのトドマツですが、ノコギリで切るのは大変です。疲れたら交代しながら切り進めます。何度か交代しながらしばらく切り進めると、木はバランスを崩しドーンと大きな音を立てて倒れました。
木が倒れると、今までその木があった場所に空間ができて太陽の光が地面に差し込みます。残された木は成長できるスペースを確保し、地面に散らばっている様々な植物の種は芽吹き始めるのです。そして、まだ見ぬ将来の森の姿を想像しながら人工林を後にしました。
下山後はカタクリ広場で焚き火をしました。この日の最低気温は1.8℃。深まる秋の寒さに焚き火の暖かさがありがたく感じます。
みんなでマシュマロや焼き芋を焼いて食べました。やっぱり美味しいものを食べると元気になりますね。それは大人も子供も一緒です。
今回参加いただいた皆様ありがとうございました。突哨山ではこれからも森の手入れや遊歩道の整備など、市民の皆さんにお手伝いをしていただきながら、山を守り、みんなが憩える楽しい場所にしていきたいと思っていますのでご協力よろしくお願いいたします。
(中村)
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