2010年10月2日土曜日

東大演習林






9月16日、もりねっとの日ではじめて

もりねっと会員全員がお客さんとなっての

見学会を開催しました。

行った先は富良野の東大演習林。

技官の方が長時間、いろいろな林分を

案内してくれました。


もりねっとの日は、やるたびに

顔ぶれがかわるのが面白いのですが、

今回は森林組合などの現場で働く

林業関係者が多く、必然的に

専門用語がとびかう観察会となりました。


林業関係者でない参加者の方には

申し訳なかったのですが、非常に多くのことを

学ぶことができました。

3人の世代の異なる技官がチームを組み、

林分ごとの管理に最終責任をもち、

10年で1回は前回の手入れの結果に

向き合わなくてはならない、というやり方は、

これがスタンダードなのでは?

と思いました。


今の日本の林業は、前回の手入れの評価が

システム化されていないために

間違いを修正することができないと思います。


よく東大演習林は特別だと言われますが、

この管理システムについては学ぶべきではないかと

あらためて思いました。

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