●秋山記念生命科学振興財団の助成による「森と里つなぎプロジェクト」の報告です。
陣内です。
昨年、道づくり研修会で、
日本の「森の道」草分け
田邊由喜男さんに開設していただいた道と、
その延長をもりねっとでつけた部分の
雪がとけたので、状況を見て来ました。
今年の道づくり事業の詳細について、
振興局の方に現場を見ていただいて
査定や測量などの
アドバイスをもらうのもかねて。
現在、国が進めている林業の機械化の
ために、トラックの通れる「林業専用道」、
林内にはいって木材を搬出する「森林作業道」
を面的に広げていこうとしています。
まだ北海道にはほとんど
「森林作業道」のモデルがありません。
どうやら、もりねっとが先例をつくろうと
しているようです。
国で森林作業道の補助金を出しているのですが、
北海道の単価は本州にくらべ非常に低い。
なぜ???
北海道は、ブルドーザーで押しただけの道が
普及しているから。
田邊さんのような長く使えるていねいな道作りとは、
根本的に違うのです。
しかし、今年の作業は、このブルドーザーの単価で
やらなければなりません。
行政の担当の方も、
いろいろ調べてくれ、
なんとか大赤字にならず着手できそうな
ところまでこぎつけました。
開設中の現場も見ていただいて、
今後、道づくりの単価をどうしたらいいのか
説明根拠を作っていきましょう、
ということに。
試行錯誤が続きます。
また報告します。
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