2011年11月23日水曜日

たまてばこワークショップ 無事終了!

先週の日曜日、1回目のままごとキッチンワークショップを開催いたしました。
6月のスタートから5ヵ月、ようやく形になりました。

新聞やフリーペーパーの宣伝効果もあり、参加希望者はなんと、30数名!
こんなにたくさんの申し込みがあるなんて・・・・企画した私が一番びっくりしています。
日頃から夫に、「あんたみたいな物好き、5人もいるかなぁ・・・」と言われていたもので。

申込戴いた皆様、本当にありがとうございます。
ワークショップの回数も増やしましたが、全員に作っていただくまでには、もう少し時間を下さい。
待っててくださいねー

今回は8人のお父さんが参加してくれました。
今日の講師、木村亮三さんの説明を聞いている様子。
ここから、ペーパーがけが始まります。
部品の一つ一つにペーパーをかけること、1時間以上! みんな無言で集中しています。
こんな感じで。



ペーパーがけでは、ちびっこたちもお手伝い?
こんな小さい子にペーパーがけができるなんて、知りませんでした。

ペーパーがけが終わると、次は組み立て!
ボンドをつけるのも真剣です。




ここはお父さんとお兄ちゃんの出番。
組み立てる人にとってはべんりなダボ。
でもね、このダボ穴、木村さんが1枚1枚、開けてくれてるんです。
1台に100個以上の穴がありました。(次回は正確に数えます)
こういう気の遠くなるような作業ができる職人さんって、やっぱりすごい。
木村さん、ありがとうございます。


真剣な表情で作業をしています。
下の段がちゃんと組めないと、傾いちゃいますからね。

上下とも組み立てが終わったら、次はワックス塗り。
私も、試作の時に塗らせてもらいました。
ワックス塗り、楽しいですよね♪

そろそろ完成? あたち、お目覚め。

最後は、ペンでサインをして、ようやく完成!



 ペーパーがけから始まって4時間の工程、みなさんお疲れ様でした。
みんないい顔してますね。
こんなにハードな作業のあととは思えません。

この事業は、「親子でつくる森のたまてばこ」ですが、親子でつくるの ”つくる” は、”作る” ではなく、”創る” なんです。
これから親子で話し合いながら手を加えたり、色んな使い方を考えながら、想いでいっぱいのたまてばこにしてくれたら嬉しいです。

お家に帰ってから、ちびっこ達の反応はいかがでしたか?
みんな喜んでくれたかなぁ・・・・

ご参加いただいた皆さん、この事業にご協力いただいた皆さん。
本当にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。

2011年11月21日月曜日

突哨山―12月4日の間伐体験―

清水です。


12月4日に、突哨山で間伐体験を行います。
チラシはホームページのニュース箱にあります。
しかし、チラシからだと難しそうなイベントだな、と思われてそうなので、ごく簡単ですが、流れを紹介します。小学校での総合学習でも実施しています。


人によって感じ方が違うと思いますが、ざっくりした目安です。
【体力が必要】★★☆
【自然解説】★☆☆
【どなたでもできる】★★★
【作業度】★★☆
【マニアックな話】★☆☆



●去年の12月21日、危険木処理の様子を写した写真で紹介します。

いきなりチェンソー片手に突哨山を登るという、見慣れない雰囲気の写真です。
「倒れてきそうな木はないかな」と探してあるいています。

それはともかく、4日も、これくらい雪が積もるんでしょうか。
あったかい服装、分厚い靴下、長靴(お子さんには靴用のカイロを入れておくと指先が冷たくなりにくいです)など、十分な服装で来てください。ただ、作業中には、汚れが付いたり、裂ける可能性もあります。

今回は間伐がメインですので、いつものシラカバ林で「森を読む」時間は少しだけ・・・冬の軽登山を楽しみます。

約1キロほど登ると、トドマツの人工林にぶつかります。ままごとキッチンで使われた木と同じ種類です。

夏、この林に入る前に、一回立ち止まり深呼吸をしてから入ると、トドマツの匂いを感じることができます。当日、深呼吸すると、鼻の奥が凍りつきそうですね。
ちょっと歩く。

林の中は、トドマツが綺麗に整列しています。
皆さんと一緒に「さぁて、どうすっぺかなぁこの林・・・」を考えることから始めます。また、今回のテーマでもあります。
「どうにかしないといけない林なの?」と思われる方もいると思います。
それは当日、森の中で語り合いましょう!
作業に取り掛かる前に、木の元気診断をします。
きっと、これから木の見方が変わっていくと思いますよ。


「森の手入れ」といっても、人それぞれのやり方があります。今回は「もりねっと版」を紹介します。
一本ずつ木を見て、森の天井をじっくりみながら、森の様子を感じ取り、最善の手入れについて考えます。・・・ヘルメットかぶって上をみると首が疲れてきます。


さて、大分略しましたが、残す木をきめたらいよいよ間伐です!
ということで、皆さんにはノコギリで切ってもらいます。切り方も教えますので、初めて切る人も大丈夫。

※写真のような、こんな大きな木は切りません。
太さが16センチ前後で、高さが10メートルちょっとの小さい木です。

あんな密生した林で木を切ると、ほとんどが隣の木に引っ掛かって倒れません。
その時は、みんなで引っぱります。

切った木には、あと少し作業があるのですが、とりあえず「こずえ」の部分を切り取ります。
今回は、希望する方のみ、持ち帰ることができます。

持ち帰ってどうするか?
こうします。
天然のクリスマスツリーです。事務所にあった間に合わせ的なものをごちゃごちゃ付けてみました。
もっと、素敵な飾り付けをしてやってください。トドマツに申し訳ない・・・。


具体的な維持管理は、当日お話します。


といった感じで、進行したいと思います。
小学生から参加可能ですが、できれば子どもの人数分、保護者も同伴していただけると幸いです。


申し込みは電話、FAX、メールで受け付けています。
締め切りは今月の30日まで!

2011年11月15日火曜日

もりねっとの日 11月会終わりました。

清水です。


もりねっとの日を緑の森ガーデンさんにて開催しました。
佐・・・じゃなくてGマスさん、いつもありがとうございます。Gマスさんのブログ↓

写真をあまりとってなく、Gマスさんのブログのほうが雰囲気がわかりやすいです。
なので、こっちのブログではちょっとした反省点を。




もりねっとの日=会員交流会。
いままで奇数月の第二土曜日に開催してきました。もう少し多くの方と交流したいのですが、最近そんなに参加人数が増えません。

いろいろと検討した結果。

・内容に交流会+料理、勉強会、薪(火)、森歩きなどなどバリエーションを増やしてみる。
・午前の部(10時~12時)と午後の部(12時~15時)と2つにわけてみる。もちろん1日通しでも参加OK
・『出入り自由』を強調してみる・・・開催時間を設定していますが、都合のいい時間帯だけでも歓迎。
・来年からは偶数月にする?
・平日にも開催してみる?
・会員のみなさんにアンケートを取ってみる(どんなことしてみたいか。)

などなど、今後のもりねっとの日をより良くするために、いろいろと試行錯誤していくことになりました。




僕はなんかするよりも、森で料理食べて、森で昼寝できれば、それで大満足なんだけどなぁ。
・・・憩いの広場を作るためにも、自分の山がほしい。





おまけ

今日の突哨山の様子。
雪が3,4センチつもってました。


突哨山の色が変わりました。今日はまだ温かい方。鼻の奥が凍りつくような気温が待ち遠しい。


告知
12月4日に突哨山の間伐体験があります。チラシは↓
今回はなんと、希望者に限り天然クリスマスツリーが持ち帰れます。
こんな感じ↓写真は1.8mです。
突哨山のトドマツ林の一部では、間伐して大きな木がたくさんある空間を作る方針です。
詳しくは当日に!



こんな雰囲気のトドマツ林で間伐します。
小学生以上なら参加OKです!
みんなで、大きな木のある森をつくりませんか。









2011年10月17日月曜日

突哨山―谷渡りルート開通しました―

しみずです。


2011年10月15日(土)、小雨のち晴れ。

突哨山に新設した遊歩道「谷渡りルート」の開通お披露目会を開催しました。
突哨山は初めての方、春にカタクリを見に来る方、花案内人の方などなど、30名のみなさんと一緒に秋の突哨山を歩きました。



 みなさんの中から「テープカットをしよう」と声があがり、突哨山では初めての?テープカットを谷渡りルートで行いました。
突然の要望でしたので、林業用の「ピンクテープ」、そしてハサミがないのでナタやナイフ、枝ばさみなどでカットしました。即席だけど、なかなか良かった!



突哨山の森は黄色く紅葉し、谷渡りルートらしい景色を見せてくれました。
アキノギンリョウソウやいろいろなキノコを見ながら、2時間ゆったりと歩きました。

●アキノギンリョウソウ
●散策の様子

●谷渡りルートは突哨山の中でも比較的大きい木がすぐそばにあります。
これはシラカンバ?の枯損。キツツキがつくった穴にキノコが生えてました。
ほかにもミズナラ、ヤチダモ、シラカンバ、ハルニレ、ハリギリ、ベニイタヤなどがこの写真サイズで生えています。

●ガイドマップ11番には昔スキー場だった痕跡が見られます。

●途中深い沢があり、簡単な橋をかけました。
石黒さんと2人で、間伐材を人力で運んできました。
3往復して体力もへとへと。作ってみたらすぐできました。
「トドマツだからどうだろう」って思ってたけど、これだけ乗っても大丈夫!
とりあえず、あと3年くらいは持ってほしい!


現在の「突哨山ガイドマップ」にはこの谷渡りルートは掲載されていません。来年、新しいガイドマップができたら、谷渡りルートも掲載します。
谷渡りルートは突哨山口から50mほど登ったあたりに新しい分岐があります。
遊歩道は林床にトドマツや落下した幹を敷き詰め、ピンクテープも数メートルおきに張っており、わかりやすくなってます。

突哨山口から谷渡りルート(赤線)⇒木もれびの道を周回して約2㎞です。
最後に 地図を貼り付けます。

来年の春のカタクリも楽しみです。



2011年9月28日水曜日

帰宅途中で。

しみずです。


陣内さんが連続して更新した「森の道づくり」の間伐と搬出と景観担当の清水です。
作業が始まったのは9月の初旬。
また久しぶりに持ったチェンソーで四苦八苦。
今回の山のカラマツは樹高が25m前後で、僕にとってはこのサイズは初めてでした。
倒れた時は前方25mが下敷きになるので、倒す前の樹種確認と、伐倒方向の見定めはかなり重要でした。

搬出はもう・・・やまびこを使ってせっせと運びました。これが一番・・・苦労する・・・。

間伐後は枝や木の梢などが林内に錯乱し、見た目が汚いため、枝や幹をまとめて、道から見たときに『おぉっ』と思えるように綺麗にしました。結局、数年たてば草が生えてきて見えにくくなるけど、今が綺麗だったら歩きたくなるんじゃないかと思って。
伐根も平らにして、子どもたちが椅子にしたくなるようにしました。
ちょっと秘密の裏道みたいな場所や、バーベキューがしたくなるような広場があったり、高い伐根でちょこっと細工したり、楽しんでもらえるようなものも。
作業をしてるとこっちも夢がふくらんできます


写真はありません。
チェンソーと燃料と木材トングと僕の燃料(スポーツドリンク)が標準装備で、カメラをもっていけない・・・
終わってから撮影しようといつも思ってるのですが、眠たい・・・



現場から帰る途中、すごい光景を目にしたので、久しぶりにレフでとってみました。
やっぱり、生き物をとるのが好き。高かったけど、レフを買ってよかったと思う。

すごい光景↓
・・・ヘビを捕まえて飛び立ったトンビが、低空すぎたため有刺鉄線にヘビが刺さり、その反動でトンビも空中でふらつき、結局ヘビを置いて飛び去っていったということが一目でわかる素晴らしい絵を描きました。



そのヘビがこれ・・・ちょっとグロテスクです。



・・・こういう光景が間近で見られてラッキーだった。
そういや昨日は車に引かれたタヌキをみたなぁ・・・
道路を挟んで一方が森、一方が畑。
ねぐらとする森から、畑の食物を食べようと道路を渡っているところをひかれたのだろうか。
このタヌキも、自分が住む森では何か不満があったのだろうか。

これとは別のケースで、野生動物に餌付けをすることで、こうしたロードキルも増えてくる。
例えばリスで、自宅の前にリスのエサ台を置いたところ、そこへ向かう途中、道路を渡るために車にひかれるなど。餌付けは動物たちとの距離が非常に近づくということを、慎重に考えて行動したい。

こうした光景を見ると、山では十分なエサが確保できないのだろうかと勝手に想像してしまう。
だからこそ、森づくりの際は人間以外の生き物たちのこともよく考えて作業しないと、といつも思う。



そういやその前は車の横でトンボが死んでた・・・

生きてるときも、寿命を迎えた時も野生は魅力的。やっぱり生き物はいい。その生き物たちがすむ森は大切にしなきゃ。


こんな写真ばかりだと後味悪いので最後に2枚。

とてもきれいな色をした虫。
夜にとったミズナラ(懐中電灯で照らしてます)






2011年9月24日土曜日

続・森の道

●秋山記念生命科学振興財団の助成を受けた、「森と里つなぎプロジェクト」の報告です。

陣内です。
9月は間伐作業でほとんど
更新ができなかったです・・

この現場、田邊さんの教えに
忠実にやろう、と思ったのですが、
水がどこでもわくのと、
ほとんど晴れ間がなかったのとで、
まったくはかどりませんでした。
でも、おかげで良い勉強になりました。

表土をとって路肩に積む、
芯土は地山も削って、
左右がおなじ強度になるように
シャッフルして踏み固める。

そうなんです。そうしたかったんです。
でも、こんな風に・・・


ど、どうしたらいい???
教え子一同、頭を抱えました。
なんたって、ひとすくい掘っただけで、
どんどん水がわいてくる。
泥を踏み固めても、泥遊びになるだけ。


しかも表土はほんとにとろとろになってしまう。
しかたないので、表土の下の黄色い粘土を
掘り出して、あいた穴に丸太をいかだ状に組み、
粘土で締め固める。

どんどん横から差してくる水は、
先に横断溝や側溝で排水。


やっと道らしくなってきた・・・


ユンボ、土と格闘の図。
パルプ材はだいぶ路盤材に埋めてしまいました・・
もったいないけど仕方ない。
深い土の中にある木材は、何十年も腐りません。
酸素が遮断されるから。



やっと搬出作業ができるように。
奥に見える林はだいたい伐倒が終わってます。
木の密度が濃いように見えますが、
イタヤカエデやハリギリがたくさん生えているから。
これを残すのに、清水くん、広葉樹を
ロープで引っ張って、カラマツの下敷きに
ならないように、えらい苦労してました。

ほんとにびっしり生えていると、
どこにも倒すところがない。。。。


できました!!森の道です!!
田邊さんの道ほどじゃなけど、いい固さ。


でも、雨が多くて仕上げきれなかったところは、
カラマツの梢の部分で、排水と機械の沈み込み防止を
かねて補強。晴れが続いて粘土が乾いたら、
手直し、仕上げ作業をします。
たぶん、来春。



大きな土場をつくれば椪積み(集積)
はラクなんだけど、
そうなるとたくさん木を伐って、
そこが明るくなって、草や笹が茂って管理が大変になる。

こんな風に、道のわきにちょっとずつ積んでも、
大型トラック1台分ためれば、
搬出はできる、ということが分かりました。

今回も苦労したけど、間伐後の山は
とってもきれいになったと思います。
もちろん、間伐後の立木への傷もなし。
残した広葉樹への傷もないように気を付けました。
山主さん、とっても喜んでくれました。

大型機械とはくらべものにならないけど、
「自然にはえた広葉樹を残して」という山主さんの
要望に応えるには、現状ではこの方法しかない。

こんな要望は、たまにあるのですが、
現状の林業の現場では、効率重視で
なかなか実現できません。
残した広葉樹とカラマツの管理をどうバランスするか、
難しいということもあります。
でも、道があって山主さんが関心を持って、
一緒に考えてくれる人がいれば、
可能性が出てきます。

手帳にきたなく書き込んだデータを集計して、
みんなに分かりやすいようにまとめねば・・・
いろいろ検討の余地があります。

間伐が終わったら、山主さんと残す木の
マーキングやササを刈って歩き道を
つけたり、いろいろとやることがあります。

10年後は広葉樹の間伐だなあ・・・

2011年9月8日木曜日

間伐現場

●秋山記念生命科学振興財団の助成を受けた、「森と里つなぎプロジェクト」の報告です。

陣内です。

9月から、東旭川町のKさんの山に、
間伐に入りました。

カラマツを手入れしてほしい、
自然に生えた広葉樹はできるだけ残してほしい、
大きな道はいらない、
散歩をしたり、薪をとったりしたい、
そんな要望でした。

40年たって大きくなったカラマツ、
樹高は25mちかい。こみあったところを
間伐するのに一番の障害は、広葉樹が
たくさんあって、倒す場所が限られること。

そして、まずは道づくり。
やっと、本格的な間伐だ!
と喜んでいたら、台風12号来襲。

ただでさえ水のわく現場なのに、
作りかけの道にものすごい雨が
降ってしまった。

この現場、ほとんど水の浸透しない
堅い粘土の上に、20cmくらい表土が
のっていて、これがスポンジのように
なって、水を含み、粘土との境目は
どこでも常に水がわく状態。

道をつくろうとユンボのバケットで掘ると、
掘ったはじから水たまりになっていく。
(晴れていても!)
土を水でこねるとどうなるか??
そうです、はてしなく泥沼になっていきます。

だから、水がない状態でしっかり締め固めたい。
でも、掘ればドロになる。どうする??
こういうとき、田邊由喜男さんならどうする?

結局、道の予定線の木を伐るだけにして、
まず地中の水をぬくためのカラマツ丸太を埋め、
それから柔らかい表土をとって、その下の粘土を出して
固めていく、というやりかたを選択。
写真は未完成、とりあえず通行できるようにして、
水だけは横に流すようにしています。


伐根やカラマツの曲がり材などは、
ふつうゴミになってしまうのですが、
埋めて路盤をかさあげするための
材料に使えばムダがない。
木は空気に触れなければ腐らない。


田邊由喜男さんに指導してもらった
やり方とはちょっと違う方法になりましたが、
どこでも水が出る、というのが手強いです。
まずは路盤が固くなったので、
あとは天気待ちです。

さてさて、この先天気はどうなることやら・・・