2011年5月31日火曜日

木の行方 その1

先週、「ミクルの手仕事」を見に行ってきました。
小物入れ、手鏡、髪飾り、お箸、コップなどなど、素敵なものがいっぱい。
買ってないのに、買ったつもりで、これをどこに置いて、これで何を食べて・・・・夢が広がります。
そういう時間がとっても幸せと思える今日この頃です。

もりねっとでお仕事するようになって、ちょっとだけ木製品が身近になりました。
木製品=高い!→→→ 見るだけ・・・・  ただ値段と形を見る、という感じでした。
今は、値段よりも材料や作り、それでも最後は値段に行きつくのですが、その価値を少しだけ理解できるようにはなりました。
でも、数万円の小物入れ、やっぱり、手が出なかったぁ~

日曜日、「世界の銘木 木材市」を見に東川へ。
ちびっこがお泊りに行ってしまったため、ヒマそうな夫も連れて行く。
大きな一枚板がいっぱい並ぶ倉庫。
木材屋サンのはぎれ市らしい。
すごーい、こんな大きなのどうやって持って来たんだろう。(素人の視点です)
いつも耳にする、タモやクルミ、ナラ、カバなどだけでなく、聞いたことのない木もいっぱい。
木肌が赤いものや紫のもの。(染めたのではないそうです)
初めて見聞きするものもたくさん。
小さなものの横には、円柱状の木が置いてあり、イスやテーブルが簡単にできるということらしい。
 「何か作りたい・・・・」
 「テーブル? イス? うーん、どうしよう。でも作りたい・・・・」
ここの材料で作れば、HマックやNトリで買うのよりもちょっと高めぐらいで作れる。
 「こっちの木でテーブルがいい!」
 「食卓はこっちにしよう!」

似たもの夫婦とはこのことかも。
最初は、乗り気でなかった夫だったが、すっかりやる気。
お恥ずかしい。
結局、とり急ぎ欲しいものはないので、まな板にできると言われた木(1400円也)を買ってきた。
この重み、懐かしい。
昔、こんな重たいまな板使ってたなぁ・・・・汚くなったらじーちゃんが削ってくれるヤツ。
今使っているのは、ホームセンターで500円ぐらいのもの。色は変るし、脆く、1年も使えばいいところ。ある意味、使い捨て。

秋にも同じイベントがあるようだ。
秋までに、何を作るか考えてみよう。
でも、こういう人が増えたら、木材の利用が増えて、木材の価値が上がって、山主さんは間伐するのが楽しくなるんじゃないかなぁ・・・・・
木のおもちゃ、木のキッチンツール、木の雑貨。
いろんな用途がありそう。
木を扱う仕事も、木材屋さん、製材所、クラフトや家具を作る工房など、いろんな仕事がある。
見てみたい、聞いてみたい。知りたい。

木の行方を考えてみよう。

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