2011年6月24日金曜日

道づくり研修のあと

陣内です。
久々の投稿です。

道づくり研修会が終わって2週間たちました。
講師の田邊由喜男さん、参加者の方々、
スタッフのみんな、いろんな人と話しました。
考えました。

昨年の研修よりも、数倍、いや数十倍、
学ぶこと、感じることがありました。

森の道の可能性を感じました。

僕らは、森の道づくりをすすめますが、
道が目的ではありません。
森が生き生きして、
そこに山主さんや、土地の人たち、都会の人たちが通い、
さまざまな森のめぐみを分けてもらうことで
みんなも生き生きして、そのときそこに道があった、
みたいな感じです。

イメージの中には、
美しく、生きものたちがあふれんばかりの
満ち満ちるパワーの森、
そしてそこを美しく、くぐり抜けていく、
「この先に何があるんだろう?行ってみたいな」と思わせる道、
森と人の、人と人の出会いのある道。
森と里をつなぐ、生きている道。

もしみんながマタギだったら、
別に道はいらないかも。
どこでも自由に歩いていく。
でも今は、土日にぴゅっと車で山に行き、
少しだけキノコをとり、ついでに薪をとり、
ついでについでに枝打ちなんかもして、帰ってくる。
僕だったら、ギターと小さな録音機材を持って行くかも。

やっぱり、森に行くには道がないと。
やっぱり、道はあったほうがいいな。
もちろん、「けものみち」もあるだろうし、
そこを歩くのも楽しいけど。

そんな風に考えています。
きっと田邊さんが伝えたかったことも、
そういうことなんじゃないかと思っています。
田邊さん、ほんとうにありがとうございました。

田邊さん、「旭川周辺には1万キロくらい道がいるよ」
ええええぇぇぇぇっっっっっそんなに?
そんなにいるのかなぁ・・・
そんなにあったらそこら中の森で毎日イベントだらけで
回りきれないなあ・・・ 
そんな心配は今からしなくていいんだけど。




・・・・・・・・
深い森に行って、ぽつんと座っていると、
だんだん森の一部になっていくような気がします。
昔、山で仕事をしていたときは、
たまにそんな時間を過ごすことがありました。
なんだか今は忙しいけど、そのときのことを今思い出しました。



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