2011年4月15日金曜日

突哨山―春の生き物たち―

清水です!


今日も暖かい日でした。
これからが、突哨山に多くの人が訪れます。
今日も、札幌からカタクリを見に来た方に会いました。
少しでもこのブログやカタクリ速報の情報を参考にしていただければと思います。


今日は突哨山で運営協議会の成田さんにご協力いただき、樹木調査を行いまし
た。
成田さんの樹木講習は非常にわかりやすく、木の名前の由来、樹種の見分け方などが自然にスッと入ってきます。
成田さんとはカタクリフォーラムでお会いできると思います!




カタクリ速報(4月15日版)にも掲載する予定ですが、カタクリ広場口から登ってすぐのシラカンバ林では、カタクリの開花が見られました。1輪だけでなく、何輪も!
予想以上に早く咲かれびっくりしました。
5月1日のカタクリフォーラムにはどうなっているのでしょう・・・。

・・・と心配しないでも大丈夫です。
ほんとにごく一部ですので、それにまだほとんどのカタクリはつぼみです。この通り↓




今日は小さな生き物たちの姿や痕跡などをよく見かけました。
特にいまは、午前中は少し寒い風が吹いているので、生き物たちも寒さに体がなれず、動きがにぶっている場合があります。

●このカナベビも・・・カタクリの花の下でじっと動かず・・・地面と色が似てるので、よく観察しないと見つかりません。ガイドマップ2番での発見でした。
●ヒオドシチョウはこの時期よく見かけます。似ている姿でクジャクチョウという蝶々もいます。図鑑を片手に歩くのも、突哨山の楽しみです。なんたって突哨山には1700種も生き物がいます。全ての生き物を見るのが僕の夢でもあります。
この蝶々もじっとしていました。


●この地面にできた跡・・・なんだかわかりますか!?
僕もこれほどのものは見たことありませんでした。
ネズミ、もしくはトガリネズミの仲間(モグラのような生き物です)が、冬にほったトンネルです。彼らからのメッセージが地面に書かれているようです。ガイドマップの3番から4番の間にあります。
●なにやら綺麗で面白いキノコを発見しました。
なんだこれ!?キノコに関してはさっぱりです・・・





おまけ

突哨山から外れた場所ですが、こうした生き物の営みがみられました。
●サンショウウオの卵です。。あんなに小さいサンショウウオがこんなにもたくさん卵を産むのかと思っていたら、集団で生むそうです。・・・なるほど。

●なにやら水中で動く影が!?い、いたー!で、でかい!?15㎝くらいあるように見えました。
これでも、一般的な大きさだとか・・・僕が今まで見てきたのは中指くらいのしかなかったので、びっくりしました。写真中央の細長い影です。


●予想していたより、カタクリの開花が早くみられました。
カタクリ広場口の小さな群落を見に来るのもいいと思います。カタクリ広場に車をとめて、往復でも15分もかからない場所にあります。
それでもやっぱり、群落がみたい!という方はまだ焦らないで大丈夫です。
これからじっくり咲いてきますので。1週間後、どうなっているか見に行きたいと思います。



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