陣内さんが連続して更新した「森の道づくり」の間伐と搬出と景観担当の清水です。
作業が始まったのは9月の初旬。
また久しぶりに持ったチェンソーで四苦八苦。
今回の山のカラマツは樹高が25m前後で、僕にとってはこのサイズは初めてでした。
倒れた時は前方25mが下敷きになるので、倒す前の樹種確認と、伐倒方向の見定めはかなり重要でした。
搬出はもう・・・やまびこを使ってせっせと運びました。これが一番・・・苦労する・・・。
間伐後は枝や木の梢などが林内に錯乱し、見た目が汚いため、枝や幹をまとめて、道から見たときに『おぉっ』と思えるように綺麗にしました。結局、数年たてば草が生えてきて見えにくくなるけど、今が綺麗だったら歩きたくなるんじゃないかと思って。
伐根も平らにして、子どもたちが椅子にしたくなるようにしました。
ちょっと秘密の裏道みたいな場所や、バーベキューがしたくなるような広場があったり、高い伐根でちょこっと細工したり、楽しんでもらえるようなものも。
作業をしてるとこっちも夢がふくらんできます
写真はありません。
チェンソーと燃料と木材トングと僕の燃料(スポーツドリンク)が標準装備で、カメラをもっていけない・・・
終わってから撮影しようといつも思ってるのですが、眠たい・・・
現場から帰る途中、すごい光景を目にしたので、久しぶりにレフでとってみました。
やっぱり、生き物をとるのが好き。高かったけど、レフを買ってよかったと思う。
すごい光景↓
・・・ヘビを捕まえて飛び立ったトンビが、低空すぎたため有刺鉄線にヘビが刺さり、その反動でトンビも空中でふらつき、結局ヘビを置いて飛び去っていったということが一目でわかる素晴らしい絵を描きました。
そのヘビがこれ・・・ちょっとグロテスクです。
・・・こういう光景が間近で見られてラッキーだった。
そういや昨日は車に引かれたタヌキをみたなぁ・・・
道路を挟んで一方が森、一方が畑。
ねぐらとする森から、畑の食物を食べようと道路を渡っているところをひかれたのだろうか。
このタヌキも、自分が住む森では何か不満があったのだろうか。
これとは別のケースで、野生動物に餌付けをすることで、こうしたロードキルも増えてくる。
例えばリスで、自宅の前にリスのエサ台を置いたところ、そこへ向かう途中、道路を渡るために車にひかれるなど。餌付けは動物たちとの距離が非常に近づくということを、慎重に考えて行動したい。
こうした光景を見ると、山では十分なエサが確保できないのだろうかと勝手に想像してしまう。
だからこそ、森づくりの際は人間以外の生き物たちのこともよく考えて作業しないと、といつも思う。
そういやその前は車の横でトンボが死んでた・・・