この1週間いろいろとブログに報告したいネタがありました。
悪い癖でその日のうちに書けないんです。
とりわけ面白かったものを少し紹介します。
5月の森薪塾でも牧さんの方からちらっと口頭で伝えてましたが、世界には色々な面白い薪割り方法がありまして、その一つとしてタイヤを使ったものを紹介しました。
もう、ご存知の方もいると思いますが、非常に良かったので紹介します。
●僕自身試したことがなかったので、やってみたいと思っていたのですが、廃タイヤなんてもっているはずもなく、どうしようかと思っていたら。
―――あれ?!タイヤ落ちてる?!森に落ちてる!?(昔の人が捨ておいたのでしょう)
あっという間に発見。
いつもなら「タイヤ捨てやがって!」と怒っていたのでしょうが、今回は、「捨てた人グッジョブ!」でした。※いや、ほんと森はゴミ箱じゃないんで、捨てないでくださいね。
さっそく、そのタイヤを担いで実践してみました。
①タイヤを置き、径に合うような直径の玉切り丸太をセットします。きつめがベスト。
②大きなタイヤなら、玉切り丸太がぎちぎちに入るまで詰めます。写真右のタイヤには2本~3本入ります。
準備はこれでOK
③あとは普通に割るだけ
※コツがあります。いつものように最後まで振り下ろし、完全に割るのではなく、薪の亀裂が「手でひっぱって裂けるくらい。つまりちょっとくっついている状態がベスト」な力加減で割った方がいいです。
というのも、タイヤから取り外して薪棚に運ぶときに玉切り薪は、まだ繊維がくっついているので、崩れて落ちることがなく楽に運べるからです。
【効果※個人的な見解です】
タイヤで締め付けられているので、玉切り丸太が飛び散るのを抑えてくれるので、いちいち割って飛び散った薪を拾って立て直す動作が必要なく、且スムーズに好きなサイズに割ることができました。あと拾い上げる動作がないので、たぶん腰にも負担が少ないと思う・・・たぶん。
圧倒的に楽でした。
なにこれ、考えた人天才ですわ。早く知りたかった。
●デメリット
※個人的な見解です。
この方法だと、割りたい角度に対して、人間がぐるぐると回って調整しながら割るので、酔った感じになって気持ち悪かったです。(タイヤを回せ?重くて疲れるので、人間が移動したほうが楽です)
タイヤの周りをぐるぐるぐるぐる回りながら、割るのはまさに、「海でのスイカ割り」のあれ。
・・・あと、何十立方も割る人には、逆にタイヤにセットする方が手間かも(笑)
なんか文章じゃ伝わりにくいので、6月5日の森薪塾の時にこのタイヤもっていきます(笑)
やってみてください(笑)
動画サイトで世界の薪割りを見てみると、他にチェーンをつかったものや、ハーベスタ―を改造した?丸太が押し出されてトコロテンのように薪になったり、このタイヤの方法だったりと、ユニークで笑えるようなものがたくさんありました。
最初に考えた人の発想力が欲しい。