2021年8月2日月曜日

2021年8月1日 第二回森薪塾やりました!

 



 連日、記録的な暑さが続く旭川ですが、この日、今年第二回目になる森薪塾を実施しました。

今回参加された方々は12名。この日も猛暑になることを覚悟して集まっていただきましたが、森の中ということもあってか思ったよりも涼しくて快適に過ごせました。

そうは言ってもこの日の旭川市の最高気温は33.1℃。普段ならかなりの気温ですが、連日35℃を超える暑さを経験した後では涼しく感じます。


今回の作業の目標は、前回伐倒したトドマツを運び出して加工することです。

まずはトドマツの人工林に行き、前回倒したトドマツを引っ張り出す作業をしました。

 

丸太を引き出す作業はPCウインチ(エンジン式ポータブルウインチ)を使いました。20mほど離れた場所から林道までロープで丸太を引き出します。

 

丸太を引き出す際には丸太の先端にスキッドコーンと呼ばれる集材用のキャップを取り付けます。そうすることで障害物に当たっても引っかかることなくズルズルと進んでくれます。

 

みんなで交代しながら10本ほど引き出しました。

 

引き出した丸太をクレーンでトラックに積み込みます。

 

 

午後からは搬出したトドマツの加工です。

まず皮をむきます。

 

ひたすら皮をむきます。

 

一方、チェンソー初心者の方はチェンソー操作の練習をしました。

まずは玉切りをして。

 

 

薪割りをしました。

この後、しばらく薪割りに没頭していました。

薪割りの楽しさを発見したようです。

 

 

また、もう一方では木登りに挑戦しました。

ロープを使って木に登っていきます。

 

かなり高いところまで登りました。写真ではわかりにくいですが10m以上はあります。

 

 

そして肝心の材料の加工の方は丸太の面取りまでできました。

自分たちで倒した間伐材がだんだん小屋の材料になってきました。

 

 

今回もたくさんの方々に参加していただいて、作業を進めることができました。

小屋の制作に向けて作業をしながら、遊びもしながら、練習もしながら、楽しい1日になりました。

何より涼しくて過ごしやすかったのが良かったですね。

 

次回は9月5日を予定しています。

次回もたくさんの方の参加お待ちしております。

 

(中村)

2021年7月8日木曜日

2021年7月4日 2021年度第1回森薪塾やりました!

 


 

 7月4日(日)今年度最初の森薪塾を実施しました。当初6月に第1回目を予定していましたが、緊急事態宣言が延長されたため、やむなく延期することにしました。暑い中、マスクをしながらの開催となりましたが、ようやく実施することができました。

 

 今回は15名の方々にご参加いただきました。ご自身で山林を所有されている方や将来、森林関係の仕事に就きたいという中学生とそのご家族、林業大学校の先生や生徒さんなど、さまざまな方にご参加いただきました。普段は接する機会のない人たちが集まりコミュニケーションを取りながら一緒に作業をすることもこの森薪塾の魅力の一つですね。

 

 今年のテーマは「間伐材で小屋作り」です。人工林の間伐をしながら、その木を使って小屋を作ります。まずはどんな小屋がいいのか、どんな使い方をしたいのか、みんなで話し合うところから始めました。

 

 昨年、森薪塾で作ったツリーテラスにのぼり、これから作る小屋のイメージを描きます。


 

 どの場所に、どんな形の小屋を作るのか、実際に建てる候補地を見ながら考えます。

 

 

なんとなく、それぞれイメージが湧いてきたところで、焚き火を起こし、コーヒーを飲みながらみんなでイメージを共有しました。

 

暖炉や囲炉裏が欲しい。ツリーテラスに壁と屋根をつけてツリーハウスにしてはどうか。ロフトやスキップフロアを作って子供が遊べる空間にしたい。竪穴式住居やアイヌのチセのようにしてはどうか。片屋根にして地面まで届くようにしたら冬に滑り台のようにして遊べる。桜の木のそばに建てて花見ができるようにしたい。ツリーテラスのそばに建ててテラスと連携させてはどうか。土間があった方がいい。ログハウスのようにしてはどうか。小屋の中にブランコやロープをかけて遊べるようにしたい。などなど、たくさんの面白いアイディアが出ました。

 

今回はプロの大工さんに建ててもらうのではなく、みんなで力を合わせて自分たちの力で小屋を建てるのが目標です。技術的な問題や、費用の問題、使える材料の問題など、さまざまな制約があるなかで、できるだけ皆さんのアイディアを取り入れて立派な小屋を建てましょう。

 

 

 お昼には今回も色々な焚き火料理が並びました。

 

 

午後からは場所を移して近くの森へ。このエリアはトドマツが植林された人工林ですが、間伐が遅れ成長が良くありません。この場所で間伐をして出た木材を小屋の材料にします。

 

  今回初めて参加された方々はきちんと間伐されたエリアを見学に、何度も参加されている常連さんは早速、間伐のための伐倒をしました。

 

 

 今回の間伐では、この森に残す木を選び、その成長の妨げになっている木を伐るという考え方に基づいて選木をしました。

 

 

 伐る木が決まったら、周りの木にかからないように慎重に倒す方向を見定めチェンソーを入れます。

 

 

 みなさん上手く狙った方向に倒すことができました。

 

 

 倒した木の上を見上げると、今まで枝葉に覆われていた空間からぽっかり空が見えます。ここから日の光が差し込み、残された木が成長するスペースが生まれます。これが間伐の効果なんですね。

 

 

 今回はこの木を小屋の材料として使うのできれいに枝払いをします。チェンソーが枝に挟まれないように一本一本考えながらチェンソーを当てていきます。慣れないと見た目以上に体力を使います。

今回の作業はここまで。だいたい必要な本数は倒せました。次回は倒した木の搬出ですね。

 

 最後にみなさんから今日の感想を伺ったところ、午前中にコーヒーを飲みながら小屋のアイディアを出し合った時間が良かったという方が多くいらっしゃいました。

 次回は作業を進めながら、まったりしたい方はまったりと、焚き火をしたり、薪割りをしたり、木登りしたり、森での時間を思い思いに楽しみましょう。チェンソーをやってみたい方には基礎から教えます。

 今回は久しぶりの森薪塾だったので最後に集合写真を撮るのを忘れてしまいました…。次回はみんなで一緒に写真を撮りましょう!

 

次回の森薪塾は8月1日(日)を予定しています。

参加のお申し込み、お問い合わせは

メール nakamura@morinet-h.org

電話 0166−60−2420

担当中村までお願いいたします。

 

(中村)

2021年3月10日水曜日

第7回森薪塾やりました!

 

 

 3月7日(日)、今年度7回目となる森薪塾を実施しました。

当初の予定では1月中旬の開催予定でしたが、北海道でのコロナ感染症集中対策期間にあたり延期していました。

札幌との往来自粛が解除されたためようやく開催することができました。

 

 今回のメニューは白樺の伐倒と搬出です。

重心が偏っている広葉樹の伐倒と、エンジン式ポータブルウインチを使った搬出をやりました。

今回切り出した白樺はクラフト材に使う予定です。


 


 雪の中で伐倒する時は、まず伐倒木の周りを掘り出す必要があります。

木の一番太い部分をできるだけ無駄にしないことが目的ですが、作業をしやすいように足元をきれいにすることにもなります。

伐倒の一連の作業に邪魔にならないように雪を掘ります。

この辺りの積雪は1m以上あります。なかなかしんどい作業です。

 

 


 雪を掘り、足元がきれいなったら、いよいよ伐倒作業です。

倒す木の重心も考えながら、周りの木に掛からないように慎重に伐倒方向を決めます。

 

 


 倒す方向に合わせ受け口を作りますが、狙った通りにチェンソーで切るのは意外と難しく、何度か調整を繰り返しながら向きを合わせていきます。

 



 きちんと向きを合わせ、上手く狙った方向に倒れました。

 



 今回もお昼は焚き火を起こしました。

薪は立ち枯れのイヌエンジュを現地調達しました。


 


 寒い日はカップラーメンが一番です。

簡単にできて体が温まります。

今日は焼いたウインナーをトッピングしました。


 


こちらでは パスタを茹でています。


 


 午後はエンジン式のポータブルウインチで倒した白樺の集材作業をしました。


 


 黄色いログキャップを被せると途中雪や立木に引っ掛かることなくズルズルと進みます。


 


 まっすぐ引けない時は滑車を使って方向を変えます。


 


 最後はツリーテラスの雪下ろしをしました。

今年に入ってから一度雪下ろしはしましたが、今年は大雪の日が多かったので、念の為もう一度下ろします。

さすがにこれだけの量が積もると重さに耐えられなくなります。

 

 

 おかげさまで今回も無事に作業を終えることができました。

今回参加していただいた皆さんからは、クラフト材で使ってもらえるのが嬉しい、広葉樹の重心を読むのが難しかったが久しぶりに伐倒ができて楽しかった、などの感想をいただきました。

 今回札幌からいらしたご夫婦の奥様は森の中で静かに読書をされていたそうです。

今回は作業中心の内容でしたが、皆さん充実した時間を過ごしていただけたようです。

 

 今回で今年度最後の森薪塾となりましたが、コロナ禍の中、目標としていたツリーテラスもたくさんの方々のお手伝いで無事に完成することができました。

春にはテラスの上でお花見でもしたいですね。

一日も早くコロナが終息し日常を取り戻せることを願っております。

参加していただいた皆さまありがとうございました。

 

 来年度も森薪塾は新たな目標を立てて開催する予定です。

さらに楽しく学べる内容にしたいと思っておりますので、皆様の参加お待ちしております。


(中村)