先週、「ミクルの手仕事」を見に行ってきました。
小物入れ、手鏡、髪飾り、お箸、コップなどなど、素敵なものがいっぱい。
買ってないのに、買ったつもりで、これをどこに置いて、これで何を食べて・・・・夢が広がります。
そういう時間がとっても幸せと思える今日この頃です。
もりねっとでお仕事するようになって、ちょっとだけ木製品が身近になりました。
木製品=高い!→→→ 見るだけ・・・・ ただ値段と形を見る、という感じでした。
今は、値段よりも材料や作り、それでも最後は値段に行きつくのですが、その価値を少しだけ理解できるようにはなりました。
でも、数万円の小物入れ、やっぱり、手が出なかったぁ~
日曜日、「世界の銘木 木材市」を見に東川へ。
ちびっこがお泊りに行ってしまったため、ヒマそうな夫も連れて行く。
大きな一枚板がいっぱい並ぶ倉庫。
木材屋サンのはぎれ市らしい。
すごーい、こんな大きなのどうやって持って来たんだろう。(素人の視点です)
いつも耳にする、タモやクルミ、ナラ、カバなどだけでなく、聞いたことのない木もいっぱい。
木肌が赤いものや紫のもの。(染めたのではないそうです)
初めて見聞きするものもたくさん。
小さなものの横には、円柱状の木が置いてあり、イスやテーブルが簡単にできるということらしい。
「何か作りたい・・・・」
「テーブル? イス? うーん、どうしよう。でも作りたい・・・・」
ここの材料で作れば、HマックやNトリで買うのよりもちょっと高めぐらいで作れる。
「こっちの木でテーブルがいい!」
「食卓はこっちにしよう!」
似たもの夫婦とはこのことかも。
最初は、乗り気でなかった夫だったが、すっかりやる気。
お恥ずかしい。
結局、とり急ぎ欲しいものはないので、まな板にできると言われた木(1400円也)を買ってきた。
この重み、懐かしい。
昔、こんな重たいまな板使ってたなぁ・・・・汚くなったらじーちゃんが削ってくれるヤツ。
今使っているのは、ホームセンターで500円ぐらいのもの。色は変るし、脆く、1年も使えばいいところ。ある意味、使い捨て。
秋にも同じイベントがあるようだ。
秋までに、何を作るか考えてみよう。
でも、こういう人が増えたら、木材の利用が増えて、木材の価値が上がって、山主さんは間伐するのが楽しくなるんじゃないかなぁ・・・・・
木のおもちゃ、木のキッチンツール、木の雑貨。
いろんな用途がありそう。
木を扱う仕事も、木材屋さん、製材所、クラフトや家具を作る工房など、いろんな仕事がある。
見てみたい、聞いてみたい。知りたい。
木の行方を考えてみよう。
2011年5月31日火曜日
2011年5月22日日曜日
アズマヒキガエル
しみずです。
かなり個人的なことですが、ここで紹介します。
以下は「人と野生生物の関わりを考える会」、旭山動物園などで活動しているアズマヒキガエルの駆除活動について紹介します。
突然ですが、このカエルはごぞんじですか?
手のひらを超えるほど大きく成長するカエル・・・アズマヒキガエルです。
本州から神居古潭方面へ持ち込まれ、現在すごい勢いで数が増えているようです。
学生の頃、石狩川付近で発見してこのカエルを飼育していたこともありました。
まったりな動きをして、愛らしい顔をしています。すごい食欲旺盛で、ブドウ虫(釣りの餌)をあげればあげただけたいらげてしまうほどです。
さて、このカエルをめぐって、問題が起きています。
一つはその食欲の旺盛さ。口に入るものならとりあえず何でも食べてみます。飼育していた時は、ミミズやトンボ、大きめのアマガエルなども食べました。いろいろ試してみると、クスサンの幼虫↓は何度やっても吐き出してましたが。
ということで、本来そこにいた生き物を食べてしまう、ということです。
もう一つは、北海道では天敵がきわめて少ないこと。放っておいても、数が減少する傾向にありません。
目の後ろにぷくっとした袋がありますが、鳥やキツネなどに襲われた時はそこから白色の毒を噴出します。この毒をくらった動物は、相当苦しむようです。
アオダイショウも、大きくなったこの種は食べないようです。
※但し、車にひかれ死亡した個体などは数日で毒が消え去り捕食されているようです。
そして、卵の数は多いもので1000個も産むようです。
ということで、このカエルが増え続け、本来そこに住んでいた生き物たちの脅威になっているということが問題にあがっています。
先日、初めて捕獲に参加しましたが、3時間で346匹。うち半数近くが路上でとれました。
が、しかし、本来は人間の手によって起こってしまったことです。
このカエルは悪者といえるでしょうか。
悪者ではないとしても・・・元々そこに棲んでいる他のカエルや、生き物達の立場はどうなるでしょうか。
結局今の僕は、駆除という形で活動していますが、その一言では終わらせたくありません。
実際に駆除してみて改めて強く感じたことですが、このカエルも1匹、1匹に命があります。その命に正直に向き合えました。いろんな感情が生まれました。
セイヨウオオマルハナバチも、ウチダザリガニも、そしてこのカエルも、みんな生きている。
でも、エゾオオマルハナバチも、ニホンザリガニも、アマガエルもみんな生きてる。
駆除するのは当たり前・・・とは思っていても。
実際に体験してみて、初めて向き合えると思います。
かわいそう・・・とも思うし、仕方ない・・・とも思う。でも誰がかわいそうで、どうして仕方ないのだろう。
今は「在来種を守るため」・・・という納得したようでしていないような、もやっとしたなかで活動しています。
この活動を通して、僕の答えを探していきたいと思っています。
そこで、一度、活動に参加してみたい方がいましたら、ぼくのほうまで連絡をください。
syogo-s(At)hotmail.co.jp
活動日をお伝えします。
活動日は変則的で、当日の夕方4時ごろにならないとわかりません。とても参加がしにくくなっています。
時間は夜7時30分から10時30分ごろまで。
集合場所は神居古潭の駐車場です。
また活動する際は、旭山動物園の職員の方の指導の下で行います。
まずは興味がある方は連絡をください。「今日行います」と連絡をしますので。
参加は自由です。参加費は一切かかりません。ただ保険もかかっていませんのでご注意を。
※時間が夜遅くになってしまうのですが、子どもの参加も可能です。
【現在 確定している日にちは5月24日、夜7時30分、神居古潭駐車場に集合です】
もりねっとの日 5月会
しみずです!
小さなカゴとハサミをもって、佐藤さんの後ろをついていくと、そこにはいろんな種類の山菜が!
ご飯が炊けるまでは薪割りをしました。
今日は、もりねっとの日を開催しました!
午前中は曇りでしたが、昼ごろから爽やかな日差しが・・・!!!
おおっ!!
もりねっとの日はほとんどが曇り、もしくは雨だったので、なんだか嬉しくなりました。
その反面、当初予定していた参加者の半分が体調不良、急用で欠席となる大波乱!?
晴れると、こういうことが起きるんだろうか・・・。それだったら曇りでもいいから全員参加のほうが楽しいよね?
会場は、緑の森ガーデン。ホームページはこちら⇒http://www.midorinomori-garden.com/
佐藤さんをはじめ、緑の森ガーデンのみなさまにはいつもお世話になっています!
何か困ったことがあれば、いつでも駆けつけます!
そして今回のもりねっとの日は、佐藤さんによる山の話を聞いた後に、山菜採り、採った後は即天ぷらという贅沢なお食事会でした。
山菜といえばウドやワラビ、ギョウジャニンニクなどが真っ先にでてきますが、なんと一番最初に紹介されたのはツルアジサイ!
うそ~ん!
山でよく見かけるけど、食べたいと思ったことはないなぁ・・・。
まだ明るい緑色をした若葉を食べるようです。
(樹木にツルのようによじのぼっている植物がツルアジサイです)
小さなカゴとハサミをもって、佐藤さんの後ろをついていくと、そこにはいろんな種類の山菜が!
今時期の緑の森ガーデンには約30種ほどの山菜があるようです。
写真はヤチブキをとっているところです。
途中、自作のロケットストーブや石窯、ガーデンの守り神などの紹介も。
だけどみなさん、山菜に夢中な様子!?
小一時間ほど、こうしたシラカバ林を歩きました。
佐藤さんによると50年くらい樹齢がいってるとか。こ、こんなに細いのに!
どどーん!!たくさん採れましたー!
10種類近くの山菜が見つかり、一人が少しずつ採ってもこんな量に!このカゴがもう一個分あります。
驚いたのが、オオタチツボスミレ、セイヨウタンポポです。特にスミレ・・・食べれるんだぁ・・・。
山菜を分けている間に、別の場所ではたき火で芋やタマネギ、ナスなどを蒸し焼きに!
シラカバ樹液に含まれているアミノ酸が熱によってさらに甘みを出すようです。
「はじめちょろちょろ、なかぱっぱ・・・」というご飯の炊き方の歌を元に何度も試した結果、ようやくうまく炊けるようになったそうです。
ご飯の炊き方に、そんな火の調節があったなんて全然しらなかった。
・・・炊飯ジャーからは学べないな。
ご飯が炊けるまでは薪割りをしました。
もう数か月ほど薪割りしてなかったので、たまらず一番最初に割らせていただきました(笑)
やっぱり最初の数打は下手だったけど、最後には感覚が戻ってよかった!
子どももオノをもって割っていました。なかなか上達が早かったなぁ!
そして、面白い薪割り機械の紹介も!
写真右側にある赤色の機械は電動の薪割機。ゆっくり、ある程度の太さまで割ることができます。
そして写真左で太い薪を割ろうとしているのが、手動式。両側にあるレバーを前後に動かすと、じわじわと割れていく仕組みになっています。節がたくさんあったり、太い薪でもこれなら楽に割れるようです。
・・・場合に応じた薪の割り方があるようですが、僕は割れる感触が直に伝わる手斧がいいなぁ。
さぁ、そして待ちに待った天ぷらタイム!
ここから僕の写真は大幅に減ります。・・・ほとんど食に徹して職を忘れています。
面白かったのが、佐藤さんが作ったアンケート用紙。
自分が食べた山菜の味を5段階で評価するものでした。
しかし、採ったときに山菜の名前を憶えていても、揚げてしまったら何の山菜かわらかない(笑)
「これ・・・イタドリですか?」
「いやぁ、ウドじゃないかなぁ?」
「まぁ、とにかくおいしいね!」
※写真はタンポポです。
いろいろおいしそうに食べてる風景を一枚も撮ってなかった・・・。
山菜の魔力・・・おそるべし!(山菜の所為にしたらダメか)
散策にたき火、山菜に、樹液ご飯、樹液コーヒー・・・すごい盛りだくさんのもりねっとの日でした。
参加者のみなさん、お疲れ様でした!
緑の森ガーデンのみなさん、本当にありがとうございました!
2011年5月20日金曜日
初めて見たカエル。
こんばんは。しみずです。
今日の昼休み、たんぽぽでたくさんのグラウンドで昼寝してました。
すると、腰あたりに冷たいものが!
ツチガエルです。
初めて見ました。
彼は外来種だとばかり思ってたけど、実はそうではなく、北海道の西部(と南部?)には生息していたようですね。しかし、情報が今一つ一致しないので検索してみたら、こんなのが↓(追記で補足説明あり)
結局よくわからないけど、旭川・・・道北のほうでは生息していなかったのは確かです。
そういえば、地元の人からツチガエルはよく見かけるよ、と聞いたことがありました。
それにしてもじぃ~~~っと、している。大人しいのか、僕につぶされて弱ったのか・・・
あまりにも動かないから、タンポポおいてみた。
・・・まだ動かない。
・・・なんか不満そうな顔。掴んだらグッグッって鳴いた。たぶんオス。
失礼して、アスファルトの上にもおいてみた。
なんだかほかのカエルよりも目が大きい(ぱっちりしている)気がする。
熱っちぃ!!!
どういうわけか、本来、ここでは生息しない生き物が周りで増えている。
きっと、何かのメッセージなのだろう。
今度会うときは、もう少し素敵な花を用意しておくよ。
もりねっととは関係ない内容になってしまった・・・。
追記
もともと北海道にはいなかったようです。本州から養殖の鯉をもちこんだ際に紛れ込んでいた説が有力です。国内移入種だったんですね。
北海道の西部、南部から分布が拡散しているようです。
米原もいつごろからみられるようになったのか・・・。
2011年5月14日土曜日
もりねっとは森の保健室へ。
2011年5月3日火曜日
突哨山、一部のカタクリもうすぐ
清水です!
木もれびの路の様子。
ニリンソウはポツポツとつぼみがついてきました。早くても写真の状態でした。
突哨山の突哨山口から登ったカタクリルート、木もれびの路のカタクリはだんだんと枯れてきました。
今年は、開花が早かったため、終わるのも早くなりそうです。あと2日~3日ほどと思われます。
ですが、稜線の方では元気がいいカタクリが咲いています。
エゾエンゴサクは全体的に元気いっぱいです。
木もれびの路の様子。
ニリンソウはポツポツとつぼみがついてきました。早くても写真の状態でした。
花案内人も8日まで開催しています。
8日には、ほとんど枯れているかもしれません・・・・・・・ですが、北側にあるコース(扇の沢ルート、ぴぴの路)はこれから咲くカタクリがあります。ゴールデンウィークが終わってもある程度は見ることができると思います。
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