2015年4月22日水曜日

突哨山―花案内人は25日から5月6日まで―

しみずです。

カタクリの状況は、カタクリ開花速報のブログをご覧ください。22日に更新しました。
突哨山口から登ったルートは満開です。ぜひ足を運んでみてください。


さて、連休中には、ガイドマップ10番周辺に「花案内人」と呼ばれる市民ガイドがいます。
4月25日から5月6日の、午前10時から12時。午後1時から3時までの時間帯です。
花案内人は、見ごろの場所や、花を見るときのワンポイントアドバイスなど情報を提供してくれます。
案内人はプロガイドでもなく、専門家でもなく一般市民の有志の方々です。地元の方ならではのお話がきけるかもしれません。

ただ、今年は残念なことに人数が少ないこともあり、1名から2名しかいません。
来訪者が多いときは、十分にお応えできないかもしれませんが、ご了承ください。



服装は、かならずどこかに「黄色のバンダナ」を巻いています。
ちなみに無料です。お金を取ることはありませんので安心してください(笑)

2015年4月19日日曜日

突哨山―ワンポイントアドバイス―

しみずです。


開花状況は、開花速報のブログをご覧ください。19日に更新しました。
突哨山口からの入山がおすすめです。
この時期の昼頃の気温は5度~10度前後。GW中には15度前後まで上がる時もあります。
風も吹いて体感気温が下がりますので、暖かい服装でお越しください。
軍手などの手袋もあるといいですね。


★カタクリの開花(花弁の反り返り)について。
  カタクリは天候に影響されやすい植物です。
  晴れていて気温があがれば、花弁は反り返ります。
  逆に、曇りや雨の日は垂れ下がった状態ですが、天候が回復してから
  1時間程度で花弁が反り返った状態になります。
  天気予報をチェックして、なるべく、暖かい時間帯に来ることをお勧めします。

 ★雨や曇りの日に来た場合・・・。
  ナニワズという黄色い小さい花を咲かせた樹木がところどころに生えています。
  高さは40cm~50cmほどと低い木です。
  こちらは天候に関係なく、花を咲かせており、なおかつ春先の今頃しか開花しないので、
  カタクリの花弁が垂れ下がっていたときなどは、このナニワズを探してみるのはどうでしょうか。
  夏になると、葉っぱを落として幹だけの状態になるので、ナツボウズと呼ばれています。


 
 
 
 

2015年4月17日金曜日

2015年4月17日

しみずです。

昨日も調査してきましたが、今日、山の近くまで来たのでついでに見てきました。
風はやや強めですが、太陽が出ていたので開花している個体も増えていました。

★よって、明日18日、明後日19日に来られる方は、突哨山口からの入山、そして10番⇔南折り返し⇔木もれ日の路の散策をお勧めします。特に太字のルートがおすすめです。

遊歩道の一部が満開に近い場所はありますが、やはりこのルート全体でみると50%前後の開花です。特に両線上にでると、あと3日~5日ほど開花にかかりそうな個体が多くあります。

10番⇔南折り返しの様子。
半開きなのは、暖かくなると反り返って開花します。

同じく10番⇔南折り返し
エゾエンゴサクの開花も見られます。


2015年4月16日木曜日

突哨山、カタクリ開花予想

しみずです。


突哨山のカタクリ開花予想をします。16日の様子はカタクリ速報のブログをご覧ください。
あくまで予想です。
ただ、6年間、突哨山のカタクリを見てきたので、自信はあります(ハードルをあげていくスタイル)。
ただし!今後の天候にもよりますので、その都度、細かくお知らせします。


太字は、その中でも開花している個体が多いと予想される場所。

①2015年4月18日(土)~19日(日):10番、南折り返し、木もれびの路、2番、※男山自然公園。
           ※すべての個体が咲く満開ではなく、50%ほどの個体数が開花すると予想。

②4月20日(月)~24日(金):10番、南折り返し、木もれびの路、谷渡りルート、9番、2番、3番、A番、B番※男山自然公園。こちらは10番周辺では80%以上が開花しているでしょう!

③4月25日(土)~5月2日(土):10番、南折り返し、木もれびの路、谷渡りルート、9番、8番、7番、4番、3番、2番、A番、B番、F番

④5月2日以降・・・おそらく北側に位置するルートの「ぴぴの路」や両線上の7番、8番、9番、これに関しては予想できませんので、近くなってから報告します。

10番周辺の様子。

10番周辺のカタクリ。つぼみが開き始めました。
あとは気温が上がれば開花していくでしょう。





2015年4月13日月曜日

突哨山―春の様子②―

しみずです。


引き続き、春を感じる生き物を紹介します。
カタクリ速報こちらです⇒http://www.morinet-h.org/katakuri/2015.html

前回のエゾアカガエルは水の中に入ると周りの枯葉に同化してしまい、見つけにくい生き物です。
今回の蝶々もとても擬態がうまい生き物です。
「タテハチョウ」のなかまである、ヒオドシチョウです。
このタテハチョウの仲間は羽を閉じると枯葉にそっくりなのが特徴です。


写真中央に羽を閉じて止まっています。


 羽を開くとオレンジの鮮やかな色をしています。
よくみると、羽がボロボロですね。この個体は昨年の夏~秋に生まれたと思います。
ヒオドシチョウは蝶々(成虫)のまま、越冬するようです。
厳しい冬を耐え、春一番に飛び回り、子孫を残すために必死です。

 こちらは昨年撮影したクジャクチョウ。
同じくタテハチョウの仲間で、春が近づくと飛び回る蝶々です。
今年はまだ見てません。見られる日は遠くない!


※花案内人も募集しています。

2015年4月10日金曜日

突哨山―春の様子①―

しみずです。

カタクリの様子については、カタクリ速報内のブログのほうで紹介しています。
こちら⇒http://mori-net2.blogspot.jp/2015_04_01_archive.html

突哨山では、沢水がたまったところにエゾアカガエルの卵がありました。
これまた、産卵するのも早いですね。
じっと観察していると、水面に波紋が広がるんですが、その波紋の中心には・・・。

こちらの様子を伺うエゾアカガエル。
この写真には1匹しか写ってませんが、多数いました。


写真中央部を拡大。
カエルが動けば波紋がたつので、よく観察していると見つけることができます。
突哨山を歩く際には、水たまりも観察あれ!

2015年4月1日水曜日

突哨山―春の陽気に誘われて、カタクリが早くも―

しみずです。



3月末ごろから、ナニワズが顔を出しているのを目撃し、早すぎると驚いていたら、これですよ。
突哨山では、南斜面の雪がぼちぼち溶けはじめて、カタクリのつぼみが出てきました。
木もれびの路や南折り返し、ガイドマップ2番のわずかな場所です。

それにしても早いなぁカタクリちゃん!
フクジュソウは、3,4輪咲いていました。

今年はゴールデンウィーク前半・・・このままの陽気が続くと4月の末には結構咲いているのではないでしょうか。
まもなく、「カタクリ速報」のページも公開しますので、お楽しに!

4月1日、カタクリの様子。
一番早い状態で、こちら。

雪が解けた場所から次々と顔を出し始めました。


★突哨山の花案内人を募集しております。突哨山の勉強会もありますので是非ご参加ください!
 
http://www.morinet-h.org/news/img/20150417.pdf

↑チラシです。