2013年11月27日水曜日

工作ツールいろいろ・・・・ふふふっ

おはようございます。佐野です。
とうとう降りましたねー
実は昨日、たいせつ幼稚園の最後の森遊びで、年長さんが突哨山へ間伐に来て、ツリーをお持ち帰りしたところです。(今日じゃなくって、よかったぁ)
風は強かったけど、雨も降らず、私の森遊び連勝記録(?)も更新!
ここ数年、私、「晴れ女」 なんです。
昔はよく嵐を起こしてたんですけどっ(嵐の日にキャンプ・・・なんてこともありました)
今年の5月から11月まで、きくし、たいせつ両幼稚園の森遊びプログラムを20回ほど支援しましたが、一度も雨で中止はナシ! 前日や当日の朝方まで降っていても、9時にはピタっって感じで、太陽に感謝というか、こんなにお天気がありがたいと思ったことは生まれて40年、初めての経験です。

そうそう、本題ですね(笑)
忘れてました

もりねっとは何のために森遊びをすすめるのか?
co2削減? 環境教育? 環境保全?
どれにも多少の関わりはありますが、森遊びで一番伝えたいことは、
  「森と人の関係について正しく理解し、互いに生かしあえる人を増やす」
ということなのです。
要するに、「使いながら、育てる」 そんな楽しさを未来の森を担う子供たちに伝えたいのです。
昨日も、木を伐るって大変だ! 重たい! 固い! 子供たちはいろんなことを感じたようです。
「みんなの周りにある家具など木のものは、こうやって木を伐りだして作ってるんだよ。大事にしようね。」という話をしました。「うん!」と言った子供たちのうなずきの深さは、素晴らしかったです。

ということで・・・・そこの延長線上にある、工作ツールのお話を。(前置き長すぎでしたね)

クリスマスツリーに見えます??

幼稚園のクリスマス工作の試作をしてみました。
こうやって作ってみると、また違うアイディアが・・・
これをツリー型に抜いて、バッチにしたらどうだろう?
ちびっこはバッチ大好きだから、喜ぶかも??

でも、もうちょっと大きくして、余白を作って、まわりを飾ったら、なんかフォトフレームみたいじゃない? これは大人向けかもね。

朝の5時からアイディアがたくさん湧き出てます。
ヒートンをつけて、ヒモでつるしたり、バッチにしたり、色々できそう。

(告知です)
12月8日の森薪フェスの会場では、クリスマスツリーづくりのワークショップをやります。
といっても、板を用意して、色を塗るだけですが。バッチやキーホルダーに加工できます。
とりあえず、ちびっこ限定で。(ちびっこの来場が少なかったら、大人もOKです)

あっ、もりねっとスタッフの皆さん、この場をお借りして・・・・ご了承ください。(順序が逆ですが・・・)

フェスまであと10日、アイディアがまだまだ増えるかもしれません。
お子様連れで、楽しみにご来場ください。

板をいろんな形にくり抜いたり、絵をかいたり、オガコを作ったり、今年もいろんなツールが増え、子供たちと楽しくものづくりができました。
 年長さんのお泊り会で作ったキーホルダーは今でも子供たちのカバンにぶら下がっています。

幼稚園に工作の提案をする場合、全員がそれなりのものを作れて、さらに難易度をあげられるツールにするということを心掛けていますが、もう一つ気を付けることは、「お母さんたちが嫌がらな
いか?」 ということです。
子供たちがどんなに喜んで持って帰っても、大きなもの、自然すぎるもの、形が崩れやすい(ボロボロになる)ものは、なかなか受け入れられません。
お母さんたちが、「えっ?」と思っても、「まぁ、子供が気に入ってるなら、いいかぁー」 と許容できるレベルを目指しています。


木のことも、ものづくりも全くの素人の私がこういう仕事ができるのは、
いい材料を供給してくれる斎藤工業所の斎藤さん、工芸センターの秋山さんや後藤さんには相談から加工まで、色んなことを教えていただいています。
こういう人たちとのつながりがあって、できる仕事なのです。

今年一年の事業でお世話になった皆さんに感謝しつつ、来年もまた、広げていきたいと・・・・(実は、来年の企画書作成中!)

よいお年を・・・あっ、まだ一か月ありました(笑)

12月8日は、上野ファームで「森薪フェス」
どうぞ皆さんお越しください。

2013年11月21日木曜日

クリスマスツリー♡

おはようございます。佐野です。
寒くなってきましたね。

会員の皆様のお手元には、薪フェスとツリー間伐のお知らせが今日あたり届く頃と思います。楽しみにしていてください。

今年最後のもりねっとのイベント、12月1日はクリスマスツリー間伐、8日は薪フェスを開催します。

「下川では、トドマツを伐ってクリスマスに飾っていた」という陣内さんの話から始まったツリー間伐も今年で3年目を迎えます。
早速、先週参加申し込みがありました。
えっ?どこで知ったの?? と、びっくりしたのですが、聞いてみると昨年参加した方らしく、そろそろかな?とWEBをチェックしていたようでした。
リピーターさんができるなんて、うれしい限りです。
 
昨年のたいせつ幼稚園のクリスマスツリーです。
去年は清水くんと二人で間伐して、下の駐車場までバスで取りに来てもらいました。



今年は、年長児童47名で間伐に来る予定です。
みんなでちょっとずつ、手ノコで伐ります。
雪が積もれば、子供たちに下まで運ばせることもできます。
あとは雪待ち・・・・あと5日、何とか降ってくれないかなぁ・・・・
















幼稚園では、約3mのツリーを天井から釣って、下も固定して(入れ物はナベ!)、水を入れて飾っています。
水を入れないと、葉っぱがパラパラ落ちて大変なことになります。

今年は子供たちが間伐するので、終わった後の材も乾燥させて来年玉切りするとか、そんな提案をしたいと思っています。

森遊びの時に、「動物さんたちはみんなと同じように生きてるけど、木は生きてるかな?」という話をしました。年少さんには難しかったようで、「木は生きてない」 「木は死んでる」 という答えがほとんどでした。でも、木もちょっとずつ大きくなってるよ、葉っぱだって、夏には緑だったのが黄色になったり、赤くなったり、変わるねー。という話を聞かせ、「じゃあ、木は生きてるかな?」 と聞くと、今度は「生きてる!」とほとんどの子が答えました。「だって、進化するから!」と理由までちゃんと答えました。”進化する”という言葉は、たぶんポケモンの影響と思われますが・・・・(笑)

今年は、森遊びをしていて、子供たちの言葉や行動に感動する瞬間がたくさんありました。

来年も森遊びコンテンツはさらにパワーアップして、子供たちと共に学んでいきたいと思います。