2020年6月9日火曜日

今シーズン最初の森薪塾を実施しました!


 
この日の朝は薄暗いくもり空でしたが、
次第に晴れて、
とっても気持ちの良い天気になりました。

今回参加してくれた方々は13名。
森で遊びたい老若男女が集まりました。

今年の森薪塾のテーマは「ツリーテラスを作る!」です。
ツリーテラス作りを通して、
森作りや間伐の考え方、
チェンソーの使い方や伐倒技術、
木材の搬出方法などを楽しく学べるプログラムになっています。

まずは森の散策から。

生えている木の種類や大きさを観察して、
この森の成り立ちを考えます。

そして将来どんな森になって欲しいかを考えます。
そうすることで、
どの木を大事に残すか、
どの木を伐って使えるか、が見えてきます。 


 
途中、クマイザサの花が咲いているのを発見。
ササは60年に一度花を咲かせ、
その後、地下茎でつながっている一帯が枯れると言われています。



森の中をぐるっと一周しながらどこにテラスを作るかを決めます。
立木の間隔、
入り口からの距離、
テラスからの眺めも考えながらツリーテラスを作る場所を決めました。

場所が決まったら、
笹刈り班、
テラスの土台となるカラマツ伐倒班、
そして焚き火用の薪作り班に別れ、
作業開始。

笹刈り班は刈り払い機を使う予定でしたが、
エンジントラブルのため、
ほとんど草刈り鎌で手作業しました。

薪作り班は薪に使えそうな細めの白樺を伐倒して、
玉切りしながらチェンソーの練習をしました。

カラマツ伐倒班は昨年から参加していただいている経験者の方が
直径25センチほどのカラマツを1本倒し、
枝払いをしたところでお昼になりました。 



 お昼は思い思いに焚き火料理を楽しみました。



乱立するウインナー!


ダッヂオーブンでパン!


焦げたところが香ばしくて、とってもおいしく焼けていました。


丸めたピザが上手に焼けて満面の笑み。


食後はのんびりコーヒー。



森の中でまったりお昼を過ごした後、午後の作業開始です。

薪作り班はひたすら薪割り。

カラマツ伐倒班はもう一本カラマツを倒し、
mの長さにしたものを林内作業車「やまびこ」で運びました。



 最後は運び出したカラマツをみんなで皮むき。
 不思議と夢中になる皮むき。


みんなで汗だくになりながら5m×7本全部皮をむきました。
この時期は水分を多く含んでいるので切ってすぐは皮がむけやすいんですね。



 森で楽しい一日を過ごすことができました。 




次回の森薪塾は7月5日(日)を予定しています。

ツリーテラスの土台を加工して、
立木に取り付けるまでできたらいいですね。

焚き火用の薪づくりもしたいし、
薪棚も作りたいし、
焚き火を囲むベンチも欲しいです。

それからツリーイングやハンモックでお昼寝なんかもできるといいですね。

やりたいことはたくさんありますが、
次回ものんびり楽しく森で過ごしましょう。

参加のお申し込みやお問い合わせは
電 話 0166−60−2420
担当 中村まで

(中村)