エゾハルゼミ、数日前から鳴きだしましたね!旭川は夏のような日が続いています。
突哨山はいま、まぶしい新緑と青空、そして白いお花たちで素敵な色合いです。
(ブヨとウルシが出てきました。白っぽい服装や長袖などで対策をお願いします)
さて、ちょっと前に「旭川木工コミュニティキャンプ 通称AMCC」の皆さまが突哨山に訪れました。
AMCCの参加者は、おもに「ものづくり」に携わる方々が多く、小物や家具などを作られている方たちもいます。
毎年、道外からも多くの参加者が北海道に訪れ、様々な体験をしていかれます。
毎年、道外からも多くの参加者が北海道に訪れ、様々な体験をしていかれます。
※「AMCC」で検索すると出てきます。
もりねっとも毎年、旭川の山林を紹介して関わっていますが、今年は突哨山でした。
50名ほどの参加者。
とくに、ものづくりでよく使われているナラやカエデ、ハリギリ(センノキ)を紹介しながら歩きました。
突哨山の遊歩道脇には背丈位の若い広葉樹がたくさん生えています。
歩きながら覚えるのに最適です(笑)
この若い樹木たちは、目に見えない激しい生存競争が行われています。
突哨山で樹木調査をした結果から見ると、5年間のうちに胸高直径(太さ)10cm以下の樹木は
10~20%強は自然に淘汰されています。
芽は出せるがその後の競争で早いうちに様々な要因で消えているのです。
家具が作れるような木に生長するまで、長い年月を勝ち抜く必要があります。
そうした競争に人間が手を貸す体験として、トドマツの間伐を行いました。
1本の命をいただき、残された木を、森を育てます。
家具に使われる木材生産の場・・・としては突哨山は違いますが、森の成り立ちや推移を観察するにはいいフィールドです。
使われている木材が何年生で、どんな森にあったのか・・・ものを作りながら、ちょっとでもそんなことを考えていただけると幸いです。
皆さまのものづくり活動、応援しています!