まずはしみずから。
昨日の木工キャンプの様子を続けてお送りします。
お昼ご飯を食べた後、現場にもどって「将来残す木」と「もうしわけないけど、伐る木」を選びました。
時間が少なったので、十分に見られなかったと思います(ごめんなさいー)。
森の天井をみあげながら、考えました。
いろいろと話し合った結果、ぼくたちの班はサクラの木を残して、シナノキを伐ることにしました。
森の中のサクラは短命です。競争に負けて枯れちゃったり、菌にやられて腐ったり、折れたりしちゃいます。当然どの木もそうなのですが、サクラはか弱いほうだと思います。
現に、森にサクラがたくさん生えているなんて見たことないでしょう!?(植林は別ですよ)
でも今回残っていたサクラは、まだ元気でした。そして、倒す方向や、人力で搬出できるかどうかも配慮して決めました。元気に育ってほしいなぁ。
※写真とれなくてすいません。
陣内さんのチームとも合流。
こちらはナラの細いのを伐ってきたようです。
なにやら、生木を旋盤にかけて、一品つくってみるそうな。
みんなでかついで下山します。
木の命、重みを感じて。
ナラ班はきっとシナ班よりも苦労したはずです。
ここまでの作業してきて、木の値段を聞くと考えさせられます。
ものづくりの人も、「改めて 森から木がでる大変さを理解した」と感じてくれました。
ここからは、石黒さんです!
搬出後の生木ですが、後日、旭川市工芸センターで木工旋盤にかけてみました。
ミズナラの皮をザックリと剝いて機械に装着しました。
この生木から皿を削り出していきます。
削っている方は木工作家で普段から旋盤を使ってものづくりをしています。
今回は時間もなく機械も使いなれていなくて苦労していましたが、30分ほどで小さな皿が出来上がりました。
今回は機械を使いましたが足踏みで動くロクロを使って削る方法もあります。
森へ行って木を切ってその場で削って皿やスプーンができたら楽しいですね。
いつか実現しようと企んでいます。
光を通すほど薄い仕上げ。最後に動画を紹介します。
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