2014年9月27日土曜日

秋の森へ行きましょう! ネイチャーゲームもあります!

佐野です。
すっかり、秋らしくなりましたね。
我が家では、とうとうストーブが登場!
もう少し秋を楽しみたいと思うのですが・・・

今週と来週で幼稚園の森遊び支援が5回。元気いっぱいの子供たち相手に、私の体力がもつのかどうか・・・がんばらねば。
昨日は幼稚園の年中さんと神楽岡公園で、葉っぱのコースターを作りました。









イタヤやモミジ、イチョウやシラカンバ・・・・子供たちが拾ってきた葉っぱに絵具をつけてペッタンと。
一番人気はやっぱり赤! その次は緑で、かわいいと思ったオレンジは以外に人気がない。









これ、何だかわかります?
お散歩してたら子供たちが見つけました。
たぶん、枯れた木を伐った切り口の一部が腐って穴があいてしまったんだと思うんですが・・・・
「これ、顔に見えるよ。笑ってるよ」 と、お鼻とほっぺを葉っぱでつけて、ちょっと曲がった小枝を口に。 さすが、コドモの発想! 感心しちゃいました。

この幼稚園では、「森のようちえん」として、年4回季節ごとの森遊びプログラムを実施しています。その企画から運営までをもりねっとが支援しています。
お外へ来ただけでもテンションの上がる子供たちに、何を見て、何を感じてもらおうか、プログラムづくりは子供たちの年齢に応じたもの、それに適合するフィールド選びから始まります。

森とコドモがつながると、きっといいことがある。
人が森や自然を理解し、活動することでどれだけの自然環境が守られるのだろう。また、森の中の草木や虫たちは命のつながりや尊さを、子供たちに伝えてくれるのではないだろうか?
この2年間、2つの幼稚園の森遊びを支援して、少しだけ確信がもてました。

そこで、先日、市内の幼稚園や保育園宛てに森遊びプログラムのお試し体験のご案内をいたしました。
紅葉がきれいな秋らしいプログラム、「森で遊んで、葉っぱのバッチを作ろう!」









森で遊んで、それにつながるモノづくりをすることで、森のことをちょっとは思い出してくれるんじゃないかと、森遊び+モノづくりの両方が楽しめるプログラムをおすすめします。

移動手段もないし、近くには公園もないし・・・・
場所も時間も、学校の都合に合ったやり方を提案します。
学校敷地内の植栽でもいいし、どうしても外に行けない場合は、教室内でできるプログラムを提案することもできます。
まずは佐野まで、お気軽にご相談ください。









カツラとサクラの紅葉が美しい神楽岡公園です。
今が見ごろ、という感じですね。
この奥にも同じカツラがあるんですが、そっちはまだ緑色でした。
早い、遅い、樹木も人も個体差があるんですね(笑)

あっそうそう、ネイチャーゲームの紹介を忘れていました。
10月4日(土) 10:00から
「ネイチャーゲームのつどい」 を行います。

自然を楽しみ、自然と遊ぶ、ネイチャーゲーム。
見かたを変えると色んなことが見えてきます。今まで気づかなかった自然のこと、草花のこと。
みんなでシェアして楽しみます。
私も、去年初めてゲームを体験して、面白さにひかれて、ネイチャーゲームリーダーになりました。
今後は皆さんと一緒にゲームをしながら、一緒に学んでいきたいと思います。
幼稚園の森遊びの中でもネイチャーゲームをしています。
室内や野外、いろんなシーンで短いじ間で集中力を高めることができるので、小学校や幼稚園、保育園など、先生方には特におすすめしたいツールの一つです。
まずは、ご自身が体験してみてはいかがでしょうか?
ネイチャーゲームは、幼児から大人まで、一緒に楽しむことができます。

ネイチャーゲームについては、 日本シェアリングネイチャー協会 http://www.naturegame.or.jp/
ネイチャーゲームのつどいについては、もりねっとのトップページにチラシがあります。

皆様のご参加をお待ちしています。

2014年9月11日木曜日

突哨山―来週(16日)から間伐―

しみずです。



――ついに、念願の「山主」になりました(喜)。
4.7ha(100m×100mの面積が4,7個分です)の広葉樹林を買いました!
数年前から山が欲しくて、いろいろと声をかけて回っていたところ、チャンスに巡り合えました。
どんな森づくりをしていこうか毎晩イメージを膨らませてワクワクしているところです。
まだササが生い茂り、倒木も多々あり人が入れる状態じゃありませんが、ゆっくり環境を整え、子どもたちの環境学習や森遊びができる山にしていきたいと思っています。



さて。
突哨山の間伐を16日から19日にかけて行います。
今回は、北分岐周辺のヨーロッパトウヒの林に着手したいと思います。
トドマツの林よりも、トウヒの林のほうが暗い雰囲気です。この日陰で夏は非常に涼しい場所です。
この林にはよくエゾリスがトウヒの実を食べに来ています。
エゾクロテンにあったのもこの林です。
冬には彼らの足跡もよく見られます。彼らの大好きな林なのでしょう。
今まで通り、大切に作業します。リスとテンの皆さん、心配でしょうが、心配せずに遠くから見守っててください。以前よりいい空間になるかもよ?


エゾリス

エゾクロテン。
いずれも2年前の4月に撮影。












2014年9月4日木曜日

コドモリWEB、できました!

ご無沙汰しています。佐野です。
いつの間に秋になっちゃったんでしょうか。聞こえる虫の声も、涼しげですね。

そうそう、「ルルルルー」って鳴いてる虫、見たことありますか?
♪あれマツムシが鳴いているー♪の歌には、こんな鳴き声はなかったような・・・・
で、山本さんに聞いたら、「カンタン」っていう緑色の小さな虫だそうで、なんと、旭川の虫に指定されているそうです。(40年以上旭川市民やってますが、知りませんでした)
恐るべし、makiペディア!(皆さんも自分で調べられない、どうやって調べたらいいのかわからないことがありましたら、電話一本、すぐお答えします! あっ、私じゃなくて、山本さんが・・・・(笑))
余分な話が多くてすいません。

もりねっとホームページをご覧の方はもう発見していただけたかと思いますが、ブログだけご覧になっている方もいらっしゃるかと思いますので、紹介します。

森で子供たちと遊びたい、森へ行ってみたい、旭川にはどんな草木やフィールドがあるの?
そんな皆様と森をつなぐ、森の入り口「コドモリWEB」を開設しました。



アドレスはこちら  http://www.morinet-h.org/codoweb/

旭川市内の公園や街路樹、学校や神社など、親子で学級で安全に遊べるフィールドと見どころを紹介していきます。街を囲むように大きな自然公園(都市公園)があり、その他にも河川敷や遊歩道など、手軽に樹木を観察できる場所がたくさんあります。詳しくは、近々コドモリWEBにてUPします!

6月より森遊びスタッフとして一緒にお仕事をしている藤森さんと二人で週に一日、調査に出かけています。もちろん、二人とも素人! 仕事を忘れて二人で色んなものを見つけては楽しんでいる? ということも多々あり。(笑)
「ここはあと2週間ぐらいしたらきれいに紅葉するね」  「木のみがいっぱいあるから、動物もくるんじゃないかなー」 「カツラのいいにおい、子供たち連れて来たいねー」 
季節の移り変わりや、子供たちがいたらどんな遊びをしようか、そんなことを想像しながらブログを書いています。

旭川って、こんなに緑が豊かな街で、身近にたくさんの樹木があったこと。調査してみて初めてわかりました。
街路樹は、ナナカマドやポプラだけでなく、イチョウやエンジュもありました。
緑道には、ハルニレやマツ類はもちろんのこと、クルミやカツラ、ツリバナやコブシ、緑道を歩くだけで一通りの樹木が観察できる、考えて植えてくれたんだなぁ・・・・
数十年前にここを作ってくれた方にただただ感謝です。

こんな恵まれた環境にいるのに、全く興味がなかった私ですが、「素人だから伝えられる」ニュースを皆さんにお届けします。

下の写真はギンドロという木です。
葉っぱの裏側が真っ白、しかも、スエードのような風合い、ユニークな木です。
真っ白でピカピカ光ってて、すごくキレイで感動しました。詳しくはコドモリWEBへ。