2020年10月19日月曜日

2020年10月18日 突哨山遊歩道整備ボランティア

 



 10月18日(日) 昨年に続き、今回で2回目となる突哨山の遊歩道整備ボランティアを実施しました。実は今年の春も実施予定だったんですが、緊急事態宣言が出たため断念した経緯があります。

今回の参加者は6名。

写真は6名の参加者の方々ともりねっとのスタッフ1名です。

 


 今回の目標は遊歩道に木道を設置することです。

突哨山の扇の沢ルートは入り口から10 mほど入った場所が、いつも湧水でぬかるんでいます。これまでも木道を設置していましたが古くなって歩きにくい状態でした。

 

 


 まずは作業の説明から。特にぬかるんでいる場所に木道を設置します。

30mほどの区間です。

 



 あらかじめ用意しておいた材料を使って木道を組み立てます。

 この板材は突哨山のカラマツをチェンソーで板にしたものです。

 



 組み立てた木道を一つ一つ並べていきます。

 

 


 木道がしっかり収まるように地面をならしますが、石が多くて苦労しました。

 

 


 みんなで協力しながら2時間ほどで目標としていた作業を完了することができました。

立派にできた木道に、「できれば踏まないで欲しい」なんて冗談も飛び出しましたが、苦労して作ったものには愛着がわきますね。

 

春には全国からたくさんの人が訪れるでしょう。突哨山を利用する方が気持ちよく歩いてくれたら、今回参加していただいた皆さんの苦労が報われると思います。

 

 長年、地域の人々に愛され守られてきた突哨山を、これからもみんなの力で守っていきたいですね。

 今回ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

 

(中村)

2020年10月7日水曜日

第5回森薪塾やりました!遂にテラス完成!!

 






 

 

10月4日(日)、今回の森薪塾では午前中に突哨山の散策をしました。

突哨山(とっしょうざん)についてはこちらに詳しい情報が載っています。

http://morinet-h.org/tossyozan/index.html

 

 



ところどころ紅葉が始まりかけた木々の間を歩きながら、エリアによって異なる多様な森の話やその歴史的背景、間伐の効果などいろいろな話をしました。

 

 


 

雨上がりにたくさん生えたキノコを見て、食べられるか食べられないか悩んだり、ブドウやコクワ、フッキソウの実を見つけては味見をしたり、にぎやかで楽しい散策になりました。

 


 


お昼からはテラスの森へ移動し、焚き火をして思い思いの食材を焼いて食べました。

 


 


焼きとうもろこし、ウインナー、サツマイモ、タコス 、持ってきたホットドッグやサンドイッチもあぶって。焚き火で焼くとなんでもおいしくなりますね。

 


 


午後はテラス作りを再開。

あと少し板を張って、防腐塗料を塗れば完成です。

立木があいだに入るところは少し細工が必要です。

 

 



一方こちらでは薪にするための白樺の伐倒をしました。

 


 


チェンソーを初めて使う方も薪材を玉切りしながら練習をしました。

 


 


あとはひたすら薪割りです。コツをつかむとパカンと気持ちよく割れます。

気持ちよく割れると病みつきになるんですね。このあとしばらくやっていました。

 

 



テラスの方は床板の塗装に入りました。

もうまもなく完成です。

 


 


作ったハシゴをかけて遂に完成です!!

間伐の効果を考えながら1本1本カラマツをチェンソーで倒すところから始め、みんなでよってたかって皮をむいて、立木にドリルで穴を開けるところは苦労しましたね。

なんとかボルトを叩き込んで、足場になる丸太を取り付けるのも大変でした。

 


 


伐り出したカラマツを挽いた板材は長いところで4.mにもなりますが、思いのほか曲がったりねじれたりせずにきれいな床になりました。

 



6月から始めたテラス作りですが、5回目にして遂に完成を迎えることができました。

これは参加していただいた皆さん一人一人の力によるものです。

みなさん本当にありがとうございました。

そしてお疲れさまでした。

 

さて、これで森薪塾は終わった訳ではありません。

今年度はこのあと11月と1月を予定しています。

次回は11月3日(火)文化の日です。

今度は薪棚を作ったり、テーブルやイスを作るのはどうでしょうか。

お昼にはテラスの上でまったりしたいですね。

テラスも完成したことだし、のんびり森での時間を楽しみたいです。

 

参加希望の方はこちらまでご連絡ください。

メール nakamura@morinet-h.org

電 話 0166−60−2420 

担当 中村

 

(中村)

2020年10月2日金曜日

2020年9月27日 もり薪まつり2020実施しました!

 



例年であればたくさんの人で賑わう、年に一度の「もり薪まつり」ですが、今年はコロナ対策として規模を縮小して行いました。
もりねっとのサポーター会員の方々、薪を購入していただいている方々、薪倶楽部(まきくらぶ)や森薪塾(もりまきじゅく)などに参加していただいている方々にのみご案内させていただきました。
昨年と比べると来場者の数は少なかったですが、その分ゆっくりと楽しんでいただけたと思います。



 

 

いつも子供達の行列ができるツリーイングコーナーも今年はゆっくりと楽しむことができたようです。




いつもならどうしても子供優先になってしまいますが今年は大人の方も体験できました。


 


今年は火起こしにも挑戦してもらいました。
写真はまいぎり式の火起こし器です。
煙が出るぐらいまでは簡単にいくんですが、なかなか火を点けるのは難しいです。
みんなで何度も挑戦して一度だけ火を点けることができました。

 

 


クラフトコーナーは今年も子供達に大人気です。
みんなそれぞれ工夫しながら面白い作品を作ってくれました。

 

 



 

丸太のロケットストーブでマシュマロを焼いています。
火の出口が小さいので手が熱くならいんです。
やっぱり焼いたマシュマロはおいしいですね。

 

 



こちらは簡単に焚きつけ用の薪が作れるキンドリングクラッカーです。
土台に付いた刃に薪を当てて上からハンマーで叩きます。
ナタや手斧を使うよりもはるかに簡単で安全です。


 

ご来場いただいた皆さま、ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

今年はコロナ対策として規模を縮小して開催しましたが、小さい規模だからこそできることがあるんですね。

来年はたくさんの方に楽しんで欲しいです。

一日も早く普段の生活に戻れるよう祈っています。


(中村)