連日、記録的な暑さが続く旭川ですが、この日、今年第二回目になる森薪塾を実施しました。
今回参加された方々は12名。この日も猛暑になることを覚悟して集まっていただきましたが、森の中ということもあってか思ったよりも涼しくて快適に過ごせました。
そうは言ってもこの日の旭川市の最高気温は33.1℃。普段ならかなりの気温ですが、連日35℃を超える暑さを経験した後では涼しく感じます。
今回の作業の目標は、前回伐倒したトドマツを運び出して加工することです。
まずはトドマツの人工林に行き、前回倒したトドマツを引っ張り出す作業をしました。
丸太を引き出す作業はPCウインチ(エンジン式ポータブルウインチ)を使いました。20mほど離れた場所から林道までロープで丸太を引き出します。
丸太を引き出す際には丸太の先端にスキッドコーンと呼ばれる集材用のキャップを取り付けます。そうすることで障害物に当たっても引っかかることなくズルズルと進んでくれます。
みんなで交代しながら10本ほど引き出しました。
引き出した丸太をクレーンでトラックに積み込みます。
午後からは搬出したトドマツの加工です。
まず皮をむきます。
ひたすら皮をむきます。
一方、チェンソー初心者の方はチェンソー操作の練習をしました。
まずは玉切りをして。
薪割りをしました。
この後、しばらく薪割りに没頭していました。
薪割りの楽しさを発見したようです。
また、もう一方では木登りに挑戦しました。
ロープを使って木に登っていきます。
かなり高いところまで登りました。写真ではわかりにくいですが10m以上はあります。
そして肝心の材料の加工の方は丸太の面取りまでできました。
自分たちで倒した間伐材がだんだん小屋の材料になってきました。
今回もたくさんの方々に参加していただいて、作業を進めることができました。
小屋の制作に向けて作業をしながら、遊びもしながら、練習もしながら、楽しい1日になりました。
何より涼しくて過ごしやすかったのが良かったですね。
次回は9月5日を予定しています。
次回もたくさんの方の参加お待ちしております。
(中村)