中村です。
12月4日に実施した「突哨山間伐体験~クリスマスツリーのおすそわけ~」の様子をお伝えします。
当日はくもり空でしたがそれほど寒くもなく穏やかな天気でした。
小さいお子さんを連れたご家族を中心に総勢24名の方々にご参加いただきました。
純粋に間伐体験がお目当の男性お一人で参加された方もいらっしゃいました。
間伐体験のフィールドまでは約1キロほど、緩やかな登りを雪を踏み固めながら歩いていきます。
新雪の道では先頭を歩くのがすごく大変なんですが、目的地に着く頃には先頭を歩いていただいた男性は汗だくになっていました。後ろの方々も体はポカポカ、少し汗ばむぐらいになります。
間伐のフィールドではまず間伐の効果や選木のしかたなどの説明をし、みなさんそれぞれに間伐する木を選んでもらいます。そして参加者の方々の手で直径20~30センチ、樹高約15メートルのトドマツを伐り倒してもらうのですが、この時重要なのは倒す方向です。
方向を見誤ると周りの木や枝にひっかかり、せっかくのクリスマスツリーのおすそわけがもらえなくなってしまいます。
でも、今回はみなさんきれいに気持ちよく倒せました!
このサイズの木がどどーんと倒れるとなかなの迫力です。
上を見上げるとぽっかり空が見え林内が明るくなります。
太陽の光が林床まで届き様々な生物や植物に恩恵を与えます。
残された木もさらに成長できるようになります。
これが間伐の効果なんですね。
立派な梢をイタダキマス。
こうやってブルーシートで包むと下まで引っ張って下ろすのが楽なんです。
みんな満足そうに仕留めた獲物を引いて帰ります。
立派なクリスマスツリーをわけていただきました。
今回は小さなお子さんが大活躍でした。
森の恵みをいただいて、お家に飾るクリスマスツリーはきっとかけがえのない思い出になるでしょう。
みなさん来年もお待ちしております。