2021年11月17日水曜日

2021年11月14日 第4回森薪塾やりました!

 


 

 秋が深まる森で今年4回目となる森薪塾を実施しました。

今回は11名の方にご参加いただきました。



今回の目標は小屋の壁に使う板材を採ることです。

丸太を製材して板にするためにはある程度の太さが必要になります。

今回は胸高直径40センチ程度のトドマツを選びました。

胸高直径とは胸の高さ、地上高およそ130センチの直径のことを言います。


 

直径40センチクラスの木を伐倒するには追いヅル切りが効果的です。

追いヅル切りは受け口を作った後、伐倒方向と反対側(後方)に切り残し(追いヅル)を作り、突っ込み切りで落ち着いてツルを作れます。また、チェンソーのバーの長さ以上の太さの木を倒す時に、左右からツルを作ることができるんです。



この木は枝が隣の木に当たっていて、なかなか倒れてくれず苦労しましたが何とか倒すことができました。 


 

倒した後は枝払い作業です。

木が大きいのでチェンソーが挟まるとどうにもできなくなってしまいます。

力の掛かっている方向や木の動きを見ながら慎重に枝を払っていきます。


 

同じように玉切りも注意が必要です。

チェンソーが挟まらないように、動いた木が自分に当たらないように、ここで切ると木がどう動くのか予想しながら切っていきます。


 

枝払いをして長さを揃えた丸太は林内作業車「やまびこ」で移動し、後日製材所へ運ぶことにしました。

それにしても木がデカいですね。

 

 

午前中の作業はこれで終了。

場所を移動してお昼の準備をしました。

今回も焚き火の上にはいろんな食材が並びました。

寒くなってくると焚き火の暖かさがありがたいです。

次回はもう少し焚き火を大きくした方が良さそうですね。


 

こちらはピザ風のパンでしょうか。

チーズがうまく溶けて美味しそうですね。


 

こちらではメスティンで炊き込みご飯。

味見させてもらいましたが、とっても美味しく炊けていました。


 

みんなで焚き火を囲みながらワイワイガヤガヤのんびりした後は午後の作業開始。

小屋の柱や梁に使う丸太を加工しました。

自作の治具で丸太の面をとっています。


 

こちらではひたすら皮むき。


 

作業の合い間に木登りをして遊んだりしました。


 

今回も楽しく作業をすることができました。

当日は雨予報でしたが、幸い雨はほとんど降らず天気にも恵まれました。

参加していただいた皆さんありがとうございました。

 

 

次回は来年2月を予定しています。

雪の中で作業をしたり、焚き火をしたりするのもまたいいものですよ。

みなさまのご参加お待ちしてます。

 

(中村)

2021年10月6日水曜日

2021年10月3日 第3回森薪塾やりました!


 

9月は緊急事態宣言のため中止としましたが、ようやく今年3回目の森薪塾を実施することができました。

今回は7名の方々に参加していただきました。

今回、欠席の連絡をいただいた方の中にワクチン接種の副反応で熱が出て、という方が何人かいらっしゃいました。お大事に。

 

今回の作業はまず原木の搬出作業から。

前に伐り倒したトドマツをPCウインチで林道脇まで引っ張り出します。



 今回は丸太の頭にかぶせるスキッドコーンを忘れてきてしまったため、立木や切り株に引っかからないように丸太の頭を動かさなければならず苦労しました。

改めてスキッドコーンのありがたさがよく分かりました。

そして次回は忘れ物をしないように気をつけます。


 

 集めた原木をクレーンでトラックに積み込みます。

 

 小屋の建設予定地まで運んだところで午前の部は終了です。

 

 お昼はまず焚き火を起こすところから始めます。

今朝まで雨が降っていたので薪が湿っていました。

うまく火が起きるでしょうか。

 

 ガンビ(白樺の樹皮)のおかげでうまく火が起きました。

やっぱり白樺は火点きがいいですね。

 

 みんなで焚き火を囲んでのんびりランチタイムです。

焚き火の暖かさが心地いい季節になりました。

 

 今日の私のランチは横着してカップラーメン。

シーフードヌードルに焚き火で焼いたウインナーととろけるチーズをトッピングしています。

 

 きこりを目指す杉戸くんは「きこりの切株」をみんなにおすそ分けしていました。


 

 午後は木材の加工をしました。

柱となるカラマツの皮むきは結構大変な作業ですが楽しそうにやってますね。

 

 皮をむいたら土に埋まる部分を焼いて腐りにくくします。

 

 こちらでは梁となるトドマツの面取りをしています。

オリジナルの治具を使ってチェンソーが真っ直ぐ進むようにしています。

 

 模型を使って寸法などを確認しながら作業を進めます。

 

 今日の作業はこれで終了。

日が短くなり、あっと今に一日が終わってしまいます。

午前中は危険を伴う作業もあり緊張して作業をしましたが、午後はのんびりまったり作業をしながら森での時間を楽しむことができました。

今回はいつもより少ない人数でしたが、少ないなりに充実した時間が過ごせたのではないでしょうか。

 

次回は11月14日(日)を予定しています。

何事もなく開催できたらいいんですが、皆様のご参加お待ちしております。

 

(中村)

2021年8月2日月曜日

2021年8月1日 第2回森薪塾やりました!

 



 連日、記録的な暑さが続く旭川ですが、この日、今年第二回目になる森薪塾を実施しました。

今回参加された方々は12名。この日も猛暑になることを覚悟して集まっていただきましたが、森の中ということもあってか思ったよりも涼しくて快適に過ごせました。

そうは言ってもこの日の旭川市の最高気温は33.1℃。普段ならかなりの気温ですが、連日35℃を超える暑さを経験した後では涼しく感じます。


今回の作業の目標は、前回伐倒したトドマツを運び出して加工することです。

まずはトドマツの人工林に行き、前回倒したトドマツを引っ張り出す作業をしました。

 

丸太を引き出す作業はPCウインチ(エンジン式ポータブルウインチ)を使いました。20mほど離れた場所から林道までロープで丸太を引き出します。

 

丸太を引き出す際には丸太の先端にスキッドコーンと呼ばれる集材用のキャップを取り付けます。そうすることで障害物に当たっても引っかかることなくズルズルと進んでくれます。

 

みんなで交代しながら10本ほど引き出しました。

 

引き出した丸太をクレーンでトラックに積み込みます。

 

 

午後からは搬出したトドマツの加工です。

まず皮をむきます。

 

ひたすら皮をむきます。

 

一方、チェンソー初心者の方はチェンソー操作の練習をしました。

まずは玉切りをして。

 

 

薪割りをしました。

この後、しばらく薪割りに没頭していました。

薪割りの楽しさを発見したようです。

 

 

また、もう一方では木登りに挑戦しました。

ロープを使って木に登っていきます。

 

かなり高いところまで登りました。写真ではわかりにくいですが10m以上はあります。

 

 

そして肝心の材料の加工の方は丸太の面取りまでできました。

自分たちで倒した間伐材がだんだん小屋の材料になってきました。

 

 

今回もたくさんの方々に参加していただいて、作業を進めることができました。

小屋の制作に向けて作業をしながら、遊びもしながら、練習もしながら、楽しい1日になりました。

何より涼しくて過ごしやすかったのが良かったですね。

 

次回は9月5日を予定しています。

次回もたくさんの方の参加お待ちしております。

 

(中村)

2021年7月8日木曜日

2021年7月4日 2021年度第1回森薪塾やりました!

 


 

 7月4日(日)今年度最初の森薪塾を実施しました。当初6月に第1回目を予定していましたが、緊急事態宣言が延長されたため、やむなく延期することにしました。暑い中、マスクをしながらの開催となりましたが、ようやく実施することができました。

 

 今回は15名の方々にご参加いただきました。ご自身で山林を所有されている方や将来、森林関係の仕事に就きたいという中学生とそのご家族、林業大学校の先生や生徒さんなど、さまざまな方にご参加いただきました。普段は接する機会のない人たちが集まりコミュニケーションを取りながら一緒に作業をすることもこの森薪塾の魅力の一つですね。

 

 今年のテーマは「間伐材で小屋作り」です。人工林の間伐をしながら、その木を使って小屋を作ります。まずはどんな小屋がいいのか、どんな使い方をしたいのか、みんなで話し合うところから始めました。

 

 昨年、森薪塾で作ったツリーテラスにのぼり、これから作る小屋のイメージを描きます。


 

 どの場所に、どんな形の小屋を作るのか、実際に建てる候補地を見ながら考えます。

 

 

なんとなく、それぞれイメージが湧いてきたところで、焚き火を起こし、コーヒーを飲みながらみんなでイメージを共有しました。

 

暖炉や囲炉裏が欲しい。ツリーテラスに壁と屋根をつけてツリーハウスにしてはどうか。ロフトやスキップフロアを作って子供が遊べる空間にしたい。竪穴式住居やアイヌのチセのようにしてはどうか。片屋根にして地面まで届くようにしたら冬に滑り台のようにして遊べる。桜の木のそばに建てて花見ができるようにしたい。ツリーテラスのそばに建ててテラスと連携させてはどうか。土間があった方がいい。ログハウスのようにしてはどうか。小屋の中にブランコやロープをかけて遊べるようにしたい。などなど、たくさんの面白いアイディアが出ました。

 

今回はプロの大工さんに建ててもらうのではなく、みんなで力を合わせて自分たちの力で小屋を建てるのが目標です。技術的な問題や、費用の問題、使える材料の問題など、さまざまな制約があるなかで、できるだけ皆さんのアイディアを取り入れて立派な小屋を建てましょう。

 

 

 お昼には今回も色々な焚き火料理が並びました。

 

 

午後からは場所を移して近くの森へ。このエリアはトドマツが植林された人工林ですが、間伐が遅れ成長が良くありません。この場所で間伐をして出た木材を小屋の材料にします。

 

  今回初めて参加された方々はきちんと間伐されたエリアを見学に、何度も参加されている常連さんは早速、間伐のための伐倒をしました。

 

 

 今回の間伐では、この森に残す木を選び、その成長の妨げになっている木を伐るという考え方に基づいて選木をしました。

 

 

 伐る木が決まったら、周りの木にかからないように慎重に倒す方向を見定めチェンソーを入れます。

 

 

 みなさん上手く狙った方向に倒すことができました。

 

 

 倒した木の上を見上げると、今まで枝葉に覆われていた空間からぽっかり空が見えます。ここから日の光が差し込み、残された木が成長するスペースが生まれます。これが間伐の効果なんですね。

 

 

 今回はこの木を小屋の材料として使うのできれいに枝払いをします。チェンソーが枝に挟まれないように一本一本考えながらチェンソーを当てていきます。慣れないと見た目以上に体力を使います。

今回の作業はここまで。だいたい必要な本数は倒せました。次回は倒した木の搬出ですね。

 

 最後にみなさんから今日の感想を伺ったところ、午前中にコーヒーを飲みながら小屋のアイディアを出し合った時間が良かったという方が多くいらっしゃいました。

 次回は作業を進めながら、まったりしたい方はまったりと、焚き火をしたり、薪割りをしたり、木登りしたり、森での時間を思い思いに楽しみましょう。チェンソーをやってみたい方には基礎から教えます。

 今回は久しぶりの森薪塾だったので最後に集合写真を撮るのを忘れてしまいました…。次回はみんなで一緒に写真を撮りましょう!

 

次回の森薪塾は8月1日(日)を予定しています。

参加のお申し込み、お問い合わせは

メール nakamura@morinet-h.org

電話 0166−60−2420

担当中村までお願いいたします。

 

(中村)