2023年3月10日金曜日

 

2023年3月6日 突哨山は冬の装いですが、積雪深は60センチ

 

突哨山はまだ堅く締まった雪に覆われていますが、予想以上に雪解けが進んでおり、カタクリをはじめ春の花の出番は早そうです。カタクリ速報を始めます。

10番の標識。積雪は60センチです
 

旭川市内では最高気温がプラス10度を超す日があり、いつもより早い春の気配を感じます。とはいえ、明け方の最低気温はマイナスなのですが。

朝の日差しは暖かかったのですが、突哨山の山際まで来るとひんやりとした空気が待っていました。遊歩道はまだ堅雪に覆われ、雪山散歩を楽しんだ人たちの足跡が残っています。

 

 遊歩道の「10番」地点(案内図参照)の積雪深は60センチ。思ったより少ない感じです。

木々の冬芽もその身を固く閉じて、まだ先の春をじっと待っているようです。もう少ししたら、木々の根元の雪が溶け、丸い「目」のようになるのですが、今はそんな気配もなく、突哨山は冬が続いています。

 

雪の重みでアーチ状に曲がった木。春には戻るかな?

まだ固い衣で寒さに耐えているオオバボダイジュの冬芽

遊歩道の巡回では、冬の間に枯れ落ちた枝や倒れた幹を片付けています。扇の沢ルートでは今冬、かなり大きな倒木が何本もありました。暖かい日や風の日は、樹上に積もった雪の塊が落ちてくることがあります。危険木は随時処理、撤去していますが、足元だけではなく、頭上にもご注意ください。

 

雪の重みで曲がってしまい、アーチになった細い木が遊歩道をまたいでいました。切るのに忍びなく、当分様子をみます。下をくぐるか根元を迂回してください。雪が溶けたら無事に起き上がってくれるといいのですが。(五十嵐)

 

■カタクリ速報は5月まで、突哨山の雪解けや芽生え、開花の情報を「もりねっと」スタッフが随時お届けします。

 

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