2015年10月20日火曜日

突哨山―突哨山口からの一部ルート、利用できます―

しみずです。


突哨山の遊歩道の安全確保が一部終わりました。

★突哨山口⇔南折り返し⇔三角点分岐⇔木もれびの路⇔突哨山口という約1,2kmの周回ルートが利用できます。
下図の青色が利用できる遊歩道ですのでお間違えなく!
それ以外はまだ、通行できる状態ではありませんので、入らないでください。

★11月1日に「芋煮会 突哨山と身近な自然を考える会主催」があります。
このイベント前までに、扇の沢ルートからぴぴの路まで抜けるルートを利用できるようにします。


2015年10月19日撮影の南折り返しの様子。
葉が風で落ちてしまっていますが、まだ来週末まで紅葉(黄葉)が楽しめそうです。


今日は2番周辺の風倒処理をしてきます!いってきまーす。

2015年10月8日木曜日

突哨山―その後―

しみずです。

10月5日に突哨山運営協議会を開催し、今後の対応など検討しました。
まず、気になる森林についてですが、倒れた約130本の6割がシラカンバでした。
突哨山の太さ30cm~40cmほどになるシラカンバは、そのほとんどが60年生以上で寿命が近い老木です。ここまで来たシラカンバは、寿命による枯死、風や雪、腐朽などによってに徐々に姿を消していくことが一般的です。今回は10月2日の強風により、一度にたくさん淘汰されてしまいました。

突哨山に無数に生える樹木のうち、130本の倒木というのは「人間の髪の毛が数本抜けた」程度で、森林が破壊された訳でなく、次世代の森へと自然に更新されたと考えられる。という意見も協議会ででました。・・・確かにそうです。倒れたあとの上空にはガッポリと青空が見られるので、残された若い木々たちに光があたり、生長していくことでしょう。

こうした自然による世代交代が見られて勉強になりました。

ただ、遊歩道はこの10年で、見たことないくらいのダメージを受けています。
シラカンバがドミノ倒しのように重なり合っていたり、根むくれした場所が落とし穴になっていたり、とにかく遊歩道上を歩くことができません。
このような特にひどい場所は、全ルートで3ヶ所ほどで、全体を見るとミズナラやカエデなどが主に生える天然林ですので、枝葉は落ちていますが、倒木や折れなどの被害はカバに対しては少なく、どっしりと構えていました。

間伐して2年ほどしか経っていないトドマツ林もまだ太くなっていないので、多少の倒木がありました。また、いつもは強風後に必ず折れているトウヒの被害が1,2本でした。昨年間伐したばかりのトウヒ林も無傷です。・・・なぜ!?

とまぁ、冷静に判断してみると、ひどい状態なのはシラカンバが生える場所で、あとはそこそこといった様子です。
被害が少ないところから遊歩道整備をしていけば、10月下旬には一部開通できるかもしれません。


★今後は・・・被害の少ない場所を優先的に整備し、部分的にでも開通を目指します。
優先度は、
 ①突哨山口~木もれびの路~南折り返しの周回コース(なんとか秋の紅葉を見られるように)
 ②扇の沢口~北分岐~ぴぴの路までのコースを整備。(比布町との接続確保)
  ↑10月中にここまではやりたい!
 ③谷渡りルート
  ↓ここからは12月~3月中になるかもしれません。
 ④カタクリルート尾根筋。
 ⑤扇の沢の尾根筋。
といった感じです。

現在、開通に向けて安全確保をしているところです。
まだ、入山禁止です。よろしくお願いします。
※10月31日の搬出・間伐体験inぴぴの路は、中止になりました。

2015年10月5日月曜日

【重 要】突哨山―入山禁止―

しみずです。

!!!!注意!!!!
突哨山は現在入山禁止です!
絶対に入らないでください!
今後の対応については、協議会で検討していきます。復旧に関しても未定です。



■現在の突哨山の様子
 10月2日の暴風により、突哨山の全ルートで風倒木が多数発生しています。
 120本近い木々が風でなぎ倒され、根から倒れているものがほとんどです。
 樹種についてはシラカンバがほとんどでトドマツやカラマツなどの人工林でも風倒があります。
 全ての遊歩道で、以下の写真の状態です。
 いつ、木が倒れて(折れて)くるかわかりません。
 
 写真はすべて遊歩道上で撮影したものです。
 遊歩道が見えないくらいに倒木におおわれています。 


根むくれしたシラカンバ。
遊歩道の土ごと掘り返して倒れています。

2015年9月30日水曜日

突哨山―続・ぴぴの路間伐&イベントのお知らせ―

しみずです。

前回紹介したぴぴの路でのカラマツ林間伐の続きです。
今回用意したものは、ホンダの4サイクルエンジンを搭載したポータブルウィンチです。黄色の「集材帽子」までセットでついてきました。

これは、伐倒した木を遊歩道まで引っ張り出すときに役に立ちます。
使い方はシンプルで、運びたい木にロープ(僕らはスリングロープを使用)をかけ、ウィンチ本体に木と繋がったロープを数回巻き付けてエンジン始動。

すると、本体に巻き付けたロープがエンジンの力でドンドンと巻き取られます。
人間はロープの巻き取り補助につきます。
集材帽子(黄色のもの)があるので、地面の枝葉や立木にぶつかった時の抵抗などもかなり軽減してくれます。
上と下の写真は連続写真です。立木にぶつかっても〝するん!″と抜けていきます。

ここは遊歩道が細く、何より多様な植生が遊歩道沿いにあり、散策に適した山ですので、重機を入れないで作業をしています。
ですので、今回のポータブルウィンチはとても活躍しています。全幹のまま(1トン近い重さ)、遊歩道まで引っ張ってこられるので、玉切り後の丸太をまとめて置けます。

この現場に関しては、集材だけを小型林内作業車「やまびこ」と比べると、コスト・実用面で勝っていると思います。
やまびこにもウィンチがあるので集材することもできますが、「やまびこ本体をトラックで運送する必要がある」、「作業するのに場所が制限される(遊歩道上からしか利用できない)」、「空身だとひっくり返ることがある」などがあります。

その点、ポータブルウィンチは40cm四方に収まるサイズで、重さは約15kg。自家用車などの座席に置いて運べます。場所をほとんど選ばず、林内でも小回りが利きます。ちなみに燃料はガソリンで、かなり低燃費。
こうした点から、ちょっとした山の手入れのお供として持って行けて、なおかつパワフルで頼れる!といったところが魅力的です。
・・・まぁ山で15kgを運ぶのは大変ですが。

しかし、集材した後の木材を運ぶのは、やっぱり「やまびこ」が頼りです。やまびこがなくても、軽トラがあれば運べます。
今後、小さな山林、重機が入れない山林、ちょっとした手入れの時に、ポータブルウィンチ+軽トラのお手軽集材・搬出ができそうです。

・・・さて、これに関したイベントを行います。


★★★ イベント情報 ★★★

10月31日(土曜日、午前9時から正午)に、「突哨山カラマツ林、搬出・間伐体験inぴぴの路」を開催します(主催比布町、協力もりねっと)。

・内容は、ぴぴの路に植栽されたカラマツ林の解説、間伐の様子を見てもらったり、実際にブログで紹介したポータブルウィンチとやまびこを使って、木材の集材と搬出を体験してもらう予定です。
伐倒はもりねっとスタッフが行いますが、ポータブルウィンチややまびこの操作は、スタッフ指導の元に体験できます。どんなものか見てみたい方はぜひ。
このイベント当日に、ブログで紹介していないポータブルウィンチの詳細や他の活用方法なども併せて紹介します。
・チラシはこちら(自動でジャンプしませんので、コピーして検索してください)
http://www.morinet-h.org/news/img/20151031.pdf

2015年9月4日金曜日

突哨山―ぴぴの路、カラマツ林の間伐―

しみずです。


現在、突哨山の「ぴぴの路」に面したカラマツ林を間伐しています。
この林も、植林後一切手を付けられずに経過してきたので、実に46,7年ぶりの間引きになります。光の取り合いに負け、枯死したカラマツも少なくありません。


突哨山のカラマツは、他のトドマツ、ヨーロッパトウヒに比べ成長が良く、樹高も20~25mほどに伸びています(※ほぼ同年代のトドマツ林は、樹高が10~15mしかありません)。胸高直径(太さ)は20cm~30cmほど。林縁部の光が当たる場所では、30cm以上のものもありますが、稀です。
今回の間伐対象区に設けた20m四方のプロットを調べると、平均の胸高直径は19cmでした。樹高はあるが細いといった状態です。

林内は、トウヒやトドマツ林よりも無間伐状態でも光がある程度、差し込みます。ですので、広葉樹などの種が飛んでくると、生長できるようです。ハリギリやアズキナシ、カエデ類やナナカマドなどが樹高1m~10m前後で生えています。ササが生えてないのを見ると、ササにとっては暗すぎて、広葉樹にとっては問題ないというそういう明るさの境界線でしょうか。ササがないのは非常に、見通し&作業のしやすさが良いので、助かってます。

しかし、このままだとカラマツにとっても広葉樹にとっても、窮屈な思いをさせてしまいます。


今回の間伐方法は、主に列状間伐(1列全部を倒して隣接する3列は残す)ですが、場合によっては定性間伐(太く活力のある素性の良い木を残して隣接している木を切る)をしています。

僕にとっては初めての列状間伐でした。1列ずらっと伐倒していく。切った後はこんな↓様子です。
ドミノのようにバタバタと倒れています。
定性間伐と違って、「倒しやすい!」のが第一印象。
1本倒した後の空いた空間に、後ろの木を倒し、そのまた後ろの木を同じ場所に倒し・・・。という要領ですので、スムーズに倒せます。

定性間伐だと、隣接する木に寄りかかって倒れない「かかり木」になり、時間も労力もかかることがあります。


樹冠の空間もタテ一列に空きます。


・・・そして列状に切ることで、倒した後の木材の搬出も楽でした。
今回、もりねっとでは、木材搬出が楽になる「秘密兵器」を購入しました。
これがあれば、重機が入れない山で、軽トラとセットで使えば、楽々と山主が搬出できるでしょう。


それは・・・《次回へ続く》


2015年7月22日水曜日

突哨山、トレイルカメラとイベント情報

しみずです。


最近、トレイルカメラの撮影にはまっています。
撮影機材はTREL(トレル) 20J-D 日本語モデル自動撮影カメラ(センサーカメラ)と、SG560k-8mの2台。
動物が出てきそうな場所に仕掛けると、カメラの前を通過した生き物たちを動画や写真で撮影できる機材です。
機材は素晴らしいのですが、設置場所を間違うとただの置物になってしまいます。
ちゃんと動物たちの利用場所を考えて、設置する必要があります。
まず間違いないのは『沢』です。水飲みや採餌にいろんな生き物がきます。
もう一つはネズミがあけた穴が沢山ある場所。ネズミが夜な夜な出てきて餌を食べる様子が良く撮れます。

僕はよく動画撮影をしています。機材によって10秒~動画撮影時間を選べます。録画時間を長くするとデータのサイズが大きくなりすぎて、帰ってからのパソコン作業が大変になるので30秒くらいにしています。それと動画を確認するのも時間がかかりますし・・・。

TREL20JーDは560kよりも価格が高くなりますが、画質や反応速度など、機能が優れています。
TRELでは沢筋を飛ぶコウモリにまで反応していました。あれだけ小さくて素早い生き物が撮れると楽しくなりますね。

今は、ネズミの採餌、野鳥の水浴びや採餌、キツネの水飲みや親子、タヌキの沢渡り、コウモリの飛翔などと多様な生き物の様子が撮れました。
今後の撮影対象は、エゾクロテン、フクロウ、アライグマの3種。いずれもなかなか姿を現さない難しい生き物ですが、トレイルカメラなら撮影できそうですね。


560-kで撮影。昼間。写真はトリミングしています。

TRELで撮影。夜。トリミングしています。

★★★イベント情報です 全て突哨山で開催★★★
①コウモリ観察会。
  日時:7月26 日(日)※申し込み先は清水の携帯まで。090@9755@0432。
      開始 18:00~終了 21:00 頃 小雨行、荒天中止
  場所:『突哨山のカタクリ広場』(東鷹栖 3 線 20 号付近、旭川刑務所前の坂を上りきった広場)   内容:カスミ網による捕獲観察、コウモリの生態解説、軽登山(片道1km)
 持ち物:虫刺され対策とその服装。軽いお弁当、敷物、懐中電灯。
   参加費:一人500円。
 主催:オサラッペ・コウモリ研究所

②野の花観察会
 日時:8月9日(日)※申し込みの必要無し。
     開始10時~終了14時ころ。
 場所:突哨山駐車場(国道40号線沿い、比布トンネル手前旭川側)
 内容:遊歩道沿いに生える植物の観察。
 持ち物:軽登山できる服装、雨具、お弁当、飲み物。
 参加費:無料
 主催:突哨山野の花グループ・旭川帰化植物研究会(0166@23@8744


③植生調査
 日時:8月13日(木)
    開始9時~15時ころ。申し込みはもりねっとの清水まで。090@9755@0432
 場所:突哨山のカタクリ広場(東鷹栖3線20号付近、旭川刑務所よこ)
 内容:事前に設置したプロット9ヵ所の植生を調査する。種名を覚える勉強になります。
 持ち物:軽登山できる服装、筆記用具、雨具、お弁当、飲み物。
 参加費:無料
 主催:突哨山運営協議会



2015年6月22日月曜日

夏のイベント告知!

佐野です。ごぶさたしてます。
早いですねー もう6月も終わっちゃうんですね。
後半戦は、イベントラッシュ!
気合を入れてがんばりまーす!

6月27日は、イオンで葉っぱのキーホルダーづくりをします。
旭川市環境活動パネル展の1ブースを担当します。
ミズナラ、イタヤなどなど、4種類の葉っぱキーホルダーを試作中。
人気投票にしようかな?










その次の日、6月28日は神楽岡公園で「ネイチャーゲームひろば」
ネイチャーゲームインストラクターの松田章子さんに講師をお願いして、3つのゲームを体験します。
ネイチャーゲームは、ゲームを通して身近な草木、自然と自分たちとのつながりを知るもので、見かたを変えたり、新しい発見に出逢えたりと、大人もコドモも一緒に体感することができます。学校や幼稚園などでも使えます。私たちも幼稚園の森遊びや事前学習の時にゲームから始めています。ゲームをして季節や自然を感じたい人、また、ゲームを学びたい人などなど、ご参加お待ちしています。

今年もあります、夏休み自由研究企画!
8月2日 午前は「森のお仕事体験」 午後は「木琴づくりワークショップ」
突哨山で間伐体験をします。木を選んで、伐って、運ぶ、きこりのお仕事を体験します。
午後は、午前中に伐ったトドマツを使った木琴づくりをします。
この日は、旭川農業高校の森林科学科の学生さんたちと一緒にイベントを運営します。
林業や木育を学んでいる彼らが、森から木が出て、板になるまでをわかりやすく教えてくれます。









土曜日のワークショップで作った木琴。ワークショップやってたら、どこからか曲が聞こえてきました。さっき作った子が中庭で早速演奏してました♪

自由研究企画をもう一つ
「ハコづくりワークショップ」 8月9日
こちらは家具職人さんの指導で箱を作ります。









かっこいいでしょ♪
私もさっそく使ってます。
四角い箱って、自分で作るの難しいですよねー 水平にならなかったり、クギ打つのも一苦労。
四角いものを四角く作るって、簡単そうに見えるけど、実は難しい。
そんなモノづくりのコツや、家具のことを家具職人さんが教えてくれます。
キット製作とワークショップ指導は、aisuプロジェクト 小助川泰介さんです。

小学生のみなさん、ノートと鉛筆を持って参加してくださーい!
ハコづくりワークショップは、大人だけでもOKです。(大人の方が欲しかったりして・・・・)
我が家のちびっこもハコづくりに参加します。
仕事しながら自由研究ができるなんて・・・ありがたや(笑)

詳しくは後日、コドモリWEBにUPします。
お楽しみに・・・・