2011年11月21日月曜日

突哨山―12月4日の間伐体験―

清水です。


12月4日に、突哨山で間伐体験を行います。
チラシはホームページのニュース箱にあります。
しかし、チラシからだと難しそうなイベントだな、と思われてそうなので、ごく簡単ですが、流れを紹介します。小学校での総合学習でも実施しています。


人によって感じ方が違うと思いますが、ざっくりした目安です。
【体力が必要】★★☆
【自然解説】★☆☆
【どなたでもできる】★★★
【作業度】★★☆
【マニアックな話】★☆☆



●去年の12月21日、危険木処理の様子を写した写真で紹介します。

いきなりチェンソー片手に突哨山を登るという、見慣れない雰囲気の写真です。
「倒れてきそうな木はないかな」と探してあるいています。

それはともかく、4日も、これくらい雪が積もるんでしょうか。
あったかい服装、分厚い靴下、長靴(お子さんには靴用のカイロを入れておくと指先が冷たくなりにくいです)など、十分な服装で来てください。ただ、作業中には、汚れが付いたり、裂ける可能性もあります。

今回は間伐がメインですので、いつものシラカバ林で「森を読む」時間は少しだけ・・・冬の軽登山を楽しみます。

約1キロほど登ると、トドマツの人工林にぶつかります。ままごとキッチンで使われた木と同じ種類です。

夏、この林に入る前に、一回立ち止まり深呼吸をしてから入ると、トドマツの匂いを感じることができます。当日、深呼吸すると、鼻の奥が凍りつきそうですね。
ちょっと歩く。

林の中は、トドマツが綺麗に整列しています。
皆さんと一緒に「さぁて、どうすっぺかなぁこの林・・・」を考えることから始めます。また、今回のテーマでもあります。
「どうにかしないといけない林なの?」と思われる方もいると思います。
それは当日、森の中で語り合いましょう!
作業に取り掛かる前に、木の元気診断をします。
きっと、これから木の見方が変わっていくと思いますよ。


「森の手入れ」といっても、人それぞれのやり方があります。今回は「もりねっと版」を紹介します。
一本ずつ木を見て、森の天井をじっくりみながら、森の様子を感じ取り、最善の手入れについて考えます。・・・ヘルメットかぶって上をみると首が疲れてきます。


さて、大分略しましたが、残す木をきめたらいよいよ間伐です!
ということで、皆さんにはノコギリで切ってもらいます。切り方も教えますので、初めて切る人も大丈夫。

※写真のような、こんな大きな木は切りません。
太さが16センチ前後で、高さが10メートルちょっとの小さい木です。

あんな密生した林で木を切ると、ほとんどが隣の木に引っ掛かって倒れません。
その時は、みんなで引っぱります。

切った木には、あと少し作業があるのですが、とりあえず「こずえ」の部分を切り取ります。
今回は、希望する方のみ、持ち帰ることができます。

持ち帰ってどうするか?
こうします。
天然のクリスマスツリーです。事務所にあった間に合わせ的なものをごちゃごちゃ付けてみました。
もっと、素敵な飾り付けをしてやってください。トドマツに申し訳ない・・・。


具体的な維持管理は、当日お話します。


といった感じで、進行したいと思います。
小学生から参加可能ですが、できれば子どもの人数分、保護者も同伴していただけると幸いです。


申し込みは電話、FAX、メールで受け付けています。
締め切りは今月の30日まで!

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