2014年6月12日木曜日

突哨山―草刈りと風景―

しみずです。


突哨山の草刈りをしてきました。
まだ、谷渡りルートと扇の沢ルートが残っていますが、それ以外をやってきました。

この山の草刈りはこだわっているところが多々あります。


草刈前


草刈り後



まぁ、全体的に見ると至って普通ですが。


カタクリ(写真中央緑の丸い膨らみ)を切らないでササを刈りました。
・・・犠牲も何本かありました・・・
春先に大事にしてきたカタクリが、今は子房が大きくなり、
中に種子がびっしり詰まっています。
いまこの状態を大切にしてあげないと、台無しになってしまいます。

犠牲になったカタクリの子房を開いてみると
たくさんの種子がでてきました。
アリさん、後は任せた!

カタクリだけじゃなく、稚樹や希少種なんかも一緒に切らないように
気をつけて草刈りをしています。それでいて歩きやすく景観も大切にして作業しています。

もし、歩くことがありましたら、そんなところも気付いてもらえれば幸いです。
また明日、草刈りの続きをします。


ところで今、遊歩道を歩いているとこんな現象が見られます。


こんな白い花がたくさん落ちています。

これはハクウンボクという木の花です。
知らない人も多いのでは。
樹木の花は地味なやつが多いけど、
これはとても大きな花が連なっているので目立ちます。

ちなみにいま、あちこちで山が白くなっている現象がみられると思います。
これはハクウンボクではなくて、ニセアカシアの花だと思われます。
外来種で繁殖力が強く、若い時はトゲがあって、
憎たらしいやつ(個人的に外来種はどうも好きになれません)ですが
花は綺麗で、しかも良い匂いで・・・この花からとれるハチミツがとっても美味しいのです。
くっ・・・なんて人々に愛されそうな外来種なんだ!

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