突哨山の草刈りをしてきました。
まだ、谷渡りルートと扇の沢ルートが残っていますが、それ以外をやってきました。
この山の草刈りはこだわっているところが多々あります。
草刈前
草刈り後
まぁ、全体的に見ると至って普通ですが。
カタクリ(写真中央緑の丸い膨らみ)を切らないでササを刈りました。
・・・犠牲も何本かありました・・・
春先に大事にしてきたカタクリが、今は子房が大きくなり、
中に種子がびっしり詰まっています。
いまこの状態を大切にしてあげないと、台無しになってしまいます。
犠牲になったカタクリの子房を開いてみると
たくさんの種子がでてきました。
アリさん、後は任せた!
カタクリだけじゃなく、稚樹や希少種なんかも一緒に切らないように
気をつけて草刈りをしています。それでいて歩きやすく景観も大切にして作業しています。
もし、歩くことがありましたら、そんなところも気付いてもらえれば幸いです。
また明日、草刈りの続きをします。
ところで今、遊歩道を歩いているとこんな現象が見られます。
こんな白い花がたくさん落ちています。
これはハクウンボクという木の花です。
知らない人も多いのでは。
樹木の花は地味なやつが多いけど、
これはとても大きな花が連なっているので目立ちます。
ちなみにいま、あちこちで山が白くなっている現象がみられると思います。
これはハクウンボクではなくて、ニセアカシアの花だと思われます。
外来種で繁殖力が強く、若い時はトゲがあって、
憎たらしいやつ(個人的に外来種はどうも好きになれません)ですが
花は綺麗で、しかも良い匂いで・・・この花からとれるハチミツがとっても美味しいのです。
くっ・・・なんて人々に愛されそうな外来種なんだ!
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