2011年4月12日火曜日

突哨山の春植物の様子

清水です!


突哨山のホームページ、もりねっとのホームページがリニューアルされます。
現在その作業中のため、カタクリ速報が少し遅れています。

なので、ブログに春植物の様子を簡単ですがお届けします。またカタクリ速報に乗せていない写真を極力使っていきます。



今日は午前中は樹木調査を行ってきました。
ちょうど調査地が山頂分岐付近でしたので、突哨山口から登り、山頂分岐、南折り返しから木もれび分岐をぐるっと一周し歩いてきました。


ここは突哨山の中で、最南端に位置する遊歩道です。
昨年もこの場所の開花がカタクリ広場口よりも早くなりました。



●木もれびの路の様子です。雪はすっかりとけ、両側にはカタクリのつぼみがたくさんでてきました。


●葉につぼみが包まれているカタクリもありました。ザゼンソウみたいな姿。


●若いカタクリと、これからのエゾエンゴサク。エゾエンゴサクは既に青々と花が咲いているものもありましたが、ほとんどがまだ葉の状態でした。

●フクジュソウは元気いっぱいに咲いている個体が多く見られました。
ここまでが突哨山口から山頂分岐付近までの様子でした。


ヒオドシチョウもだんだんと見られるようになりました!


●南折り返しから木もれび分岐までにかけての遊歩道の様子。こちらも雪がほとんどありません。


●ここは太陽の光を長い時間浴びることができるので、エゾエンゴサクも生長が早いです。

●そしてまさかのカタクリ開花!?かなり小さいカタクリが一輪だけ咲いていました。
●特に目立った個体だけ紹介してきましたが、全体的にはつぼみがほとんどです。






●話は変わりますが、樹木調査の対象地が比布側の斜面にもあります。遊歩道から外れるため、見に行くことはできませんが、カツラの大きな木があちこちにあるような林です。そこで、この古い林を見られるように一本道で行き止まりの簡易的な遊歩道の検討がされています。
今年の5月に一回目の現地調査が行われます。
まだ場所も未定ですが、どんな林なのかちょこっとだけ写真で紹介します。

●このフクジュソウの後ろはカツラの大木の根元です。だいたい30cmから60㎝ほどの木が生えています。


●別のカツラです。根元には動物たちが食べたクルミがたくさんありました。


●その根元です。半分に割れたクルミ・・・上手に食べたのは・・・

●両側に穴の開いたクルミ・・・器用に食べたのは・・・




というわけで、簡単ですが紹介を終わります。
そして、これから花案内人の勉強会!これで最終日です。
それでは!





おまけ。
またまた別のカツラから空を見る。





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