2011年7月13日水曜日

やまもりまつり 終了しました!

お久しぶりです!しみずです!


6月の末からずっと、もりねっとの仕事→夜は突哨山でコウモリ調査の日々が続き、ブログを更新する機会がありませんでした。
今日やっと、一日休み!また明日から夜の山が続きます。

コウモリ調査も毎日すごい発見があります。
日本でもおそらく初めてであろう「ヒメホオヒゲコウモリ」と「カグヤコウモリ」の2種間のねぐら木の利用の違いや、生態の違いをビニールハウスを使って野外実験をしているところです。
「そういやどうやって水飲むんだろう」とか、「どれくらいの大きい虫まで食べるんだろう」とか実はあまり知られていないことが、実験で見ることができました。
ただ野外実験なので、野生ではどうなのか・・・それはわかりません。

「ヒメホオヒゲコウモリのヒメチョンです」(もう逃がしましたが)



久しぶりでブログ書くの楽しくなってきたっ!!ってもうコウモリネタはいいや。



タイトルにもあるように、もりねっと初の大企画「やまもりまつり」が無事終了しました!
思えば・・・・あれ?思えばいつからこの企画始まってたっけ。
とにかく事務局内ではじっくり温めてたこの企画。事務局だけでなく、運営委員のみなさん、アグリテックのみなさん、ペーパンのみなさん、機材を貸していただいた皆さま、ご協力ありがとうございました!
まさに大人の学校祭のようになりました。

細かいとろこでいろいろとトラブルがあったようですが、初めての企画で、どれだけ来訪者がくるかわからない状態でしたが、実際には大人から子どもまで180名以上の来訪者数でした!
成功したんじゃないかなぁとぼくは思っていますが・・・。

今日、事務局で反省会をしましたが、これは次に生かします!


名前の通り「山盛り」詰め込んだ祭りにしようということで、たくさん詰め込みました。

事務局では、「森のなんでも相談」という、字の通り森のことならなんでも相談に乗るよ!というブースをだしました。山を買いたいんだけど・・・とか、手入れの方法を・・・などなどいろいろ相談できるということです。
これは通常業務でも「森の活用相談」ということで、常時相談に乗りますので是非!(電話相談は無料です。)って営業っぽい・・・

またもりねっと独自の森歩き「森を読む」ということで午前と午後の2回、小嶋さんが営業する森の小径(こみち)ファームさんの山を歩いて来ました。
なんだか、陣内さんのガイドを聞いたの久しぶり!最近、こんな機会なかったですよね。
やっぱり面白いなぁ。森って何を話したらいいかわからないくらい、いろんなことがあるけど、とにかく僕らが普段から見ている「森」の生い立ちや「木」の生き様がすんなりわかってくる。
わかってくると森を歩くのが楽しくなってくる。
森は成長する。これからどんな森になるのかな。こんな木があったら素敵だな。いろんな想いが森にでてくる。

僕もこんなガイドができるように頑張らなきゃ!



さぁ、そして会場ではこれまたいろんな出し物、催しものがありました。実は、全部写真をとってなくて・・・

なんだろう、1枚紹介したら全部紹介しなきゃ、ひいきだよね?
ここはどうしたらいいだろう。なんたってやまもりすぎて、全部はレポートできないぞっ!
あの・・・出店していただいたみなさん、ひいきだなんて思わないでくださいね!
1枚だけ、ちょっと写真うつりがいいのがあったので、紹介します。
ああ、こういう時ってどうしたらいいんだろうか・・・



えっと、
「はちみつのこぐれ」さんからは自慢のハチミツがずらりと並びました!
実際のミツバチの展示や、食べれるハチの巣(祭り限定?)があり試食できました。
蜂の巣食べたの初めてだったなぁ。
ハチミツの樹種も数種類あって、自分の好みのハチミツがきっとあるはずです。
時期によって味、糖度などが変わるようですよ!
ハチミツ好きな方、そしてハチミツはあまり食べないなという方も、一回食べてみるとくせになるかも!
住所とか連絡先は乗せない方がいいかなぁ。ホームページはないみたいですが、いろんな方がブログに書いているのでそこから連絡先はわかるはずです!

こぐれさん、旭川ではミツバチの越冬が不可能ということで、ミツバチと一緒に(?)冬には九州へ引っ越し、そこでハチミツ採集をするようです。そしてまた6月には旭川へ帰ってくるようです。
旭川と九州のニセアカシアからとった(ほんとは他の蜜も入っているようです)ハチミツの味はかなり違いがありました。
しっかし、外来種のニセアカシアがこんなに美味いなんて・・・憎たらしい。

ミツバチの巣。こちらは販売していません(たぶん)。
ほかにはミツロウなんかも販売しているようです。


そういえば、僕が学生の時にお世話になっていた食堂のお母さんとも再会しました。米飯に家があったなんて知りませんでした!また食堂へ食べに行きます!餓死寸前を救ってくれた、大盛りカレーを食べに。


ぼくが写真とれたのは・・・

荒屋さんの手作りスプーンなどのブース。こちらも人気でした。
裏で荒屋さんが必死に削っていました。


当麻町の養鶏と野菜栽培をしている「とりのす農場」から藤原さんが野菜やトマトジュースを。
藤原さんの人柄がこの看板一枚から伝わってくる!
そういえば、かなり前の話になりますが、ジャガイモとニンジンと豆、甘くておいしかったです!
あの甘味は初めてでした。炒めて、味付けなしであの味はびっくりでした。


そして(社)北海道建築士会旭川支部女性委会さんからは珪藻土塗り体験も!
珪藻土・・・あの七輪の素材だそうです!
面白い話だったのに、途中で抜けてしまい残念。
が、しかし、珪藻土で塗った壁の呼吸力というんでしょうか、水をたちまちに吸い込む吸水力はすごかった。こちらは人気で、午前中で体験は終了したようです。

兵村味工房さんからは「お母さんの味」と出して味噌や、いろんな漬物などが販売されました。
お母さんの味にはかなわないよなぁ。


出し物はまだありましたが、催し物のほうも・・・

鷹栖町にある「きっちん らいる」の音次郎さんによる紙芝居。
紙芝居に入る前に、お金をつかった手品が披露されました。

1000円札でかっ!

音次郎さんがシナリオや絵・・・というか全部?を担当したオリジナルの紙芝居でした。
そういえば、紙芝居を見たのっていつぶりかなぁ。
音響を使用し、役も使い分け、あっというまに音次郎さんの物語へ引き込まれました。
途中、役を間違えたりするのも音次郎さんらしいユニークな作品でした。
なんだろう、途中までセオリーな流れなんだけど、オチが予想外すぎて感動したり笑ったり。
ぼくはすごい心に響いた作品でした。途中、なぜか泣きそうになったのは自分でも不思議。

そしてチェンソーアート、世界チャンプの木霊さんによるアートが行われました。


はじめてチェンソーアートを見ました。
ほんと、これはすごいの一言。
チェンソーをちょっといじったことがある人ならわかると思いますが、キックバックを利用して破片を飛ばしたり、片手で運転したりとするこの「パフォーマンス」が見てて怖かった。
キックバックで破片を飛ばすっていう発想がまた!
一回の作品は40分から50分ほどであっという間にできちゃいます。
最初はトドマツでフクロウが木に留まっている様子、二回目はカラマツでうさぎがお月見をしている様子の作品ができました。
これが間伐作業中の合間に作れたら最高だなぁ。
木霊さんいわく「初心者はフクロウが形どりやすい」ということで、ぼくもフクロウでやってみようかと思ったけど・・・コウモリの天敵だしなぁ。


最後には、ジャンケン大会で、この2つの作品がもらえるということにっ!
この作品を我が物としたのは、まさかの子ども2人!じゃんけん強いわっ!

会場によってはオークションで買い取ることもあるそうです。




全部紹介できないですいません。
まだ木工体験や野菜の直売もあったんです。
参加者の方から「危険なものがたくさんあるまつりですね!」とのコメントも!
木と刃物はきっても切れない関係です。こんな斬新なまつりも、やまもりまつりならでは!
ただ、もっと刃物の管理はきちんとすべきだったと、深く反省しております。



そしてまつり後はグラウンドで打ち上げを。ほんとにひっさしぶりに酔っぱらいました。
朝の記憶がすっとんで、片づけに参加できず、ずっと廊下で倒れてた記憶しかない・・・
片づけの朝、なんとなく介抱された記憶があるのですが、全く思い出せません・・・
ごめんなさい。迷惑かけました。ちょっと三途の川をさまよってました。






さて、もりねっとでは、これからまだまだイベントがあります。
まずは
●7月27日の森とあそぼう
そして
●7月23日、8月6日の突哨山でコウモリ探検。
があります。
いずれも好評ですでに定員の半分近くが埋まっております。

詳しくはホームページの「催し」からチラシをご覧ください。





ブログ書くのに2時間くらいかかる・・・そんなにかかるもんかなぁ。
もう寝よう。明日は突哨山で新しい道「谷渡りルート」の荒刈りがあります。そしてコウモリも。

それではまた!

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