2011年8月3日水曜日

森のたまてばこ、始まります。

こんばんわ。佐野です。
旭川市より採択を頂いた、「森のたまてばこ」事業がいよいよ始まります。

「森のたまてばこ」とは・・・・・実は、ちびっこが大好きな ”ままごとキッチン” のことなんです。
じゃあ、そう言えばいいのに! と思っている人もいるはず。
でもね、そこには意味があるんです。
なぜ「たまてばこ」なのかは、完成した時にゆっくりとご説明いたします。(お楽しみに)

女の子をもつ親なら一度は憧れる ”木のままごとキッチン”
ピンク色に塗装されているもの、桐でできているもの、とあるブランドのものなど、売っているものはいっぱいあります。
でも、どれを見ても高い! 木のものって何でこんなに高いんだろう。
しかたがない、プラスチック製で我慢するかぁ・・・そう思って、おもちゃ屋へ行ったこともありました。
プラスチックがイヤなら、自分で作ろうか・・・・ホーマックをうろうろしたこともありました。
結局はどちらも納得いかず、そうだ! 陣内さんに相談しよう!

秋の助成金の申請ラッシュで忙しい陣内さんをつかまえて、 「手頃な値段で、お父さんでも組み立てできるような ”ままごとキッチン” が欲しい。」と訴える私。 「それ、ニーズあるかもしれないよ! 企画にしよう!」 えぇーっ、いいの??

あれから1年。
やっと形になりました。

今日は朝から試作品づくり。
間口はこれでいい? 奥行きは? 材料をカットしてネジをウィーンと。
まるで手品みたい。すごい早さ。

キッチン部分はどうする?
棚が欲しいなぁ・・・・シンクも欲しいなぁ・・・・・
言うのは簡単だけど、結構大変な作業です。(ゴメンなさい)


職人、おもちゃの専門家、旭川のものづくりの全てを知る工芸センターのお二人、木の専門家(陣内さん)、お母さん(私です)と、いろんな立場の人がアイディアを出し合って、試作品ができました。

来週は下川へ材料探しの旅に出ます。
「朝早く出発してもいいよ」 とか、「前泊してもいい」 「他の工場も見学したいなぁ」などなど。
みんなワクワクしています。
ちょっとした ”オトナの修学旅行” になりそうです。

材料が決まり、試作品づくりも最終段階。
涼しくなるころには、モニタリングを行い、雪が降る頃にはワークショップを開催します。

我が家も12月に4歳になる娘がいます。
娘のお誕生日プレゼントは”森のたまてばこ”と勝手に決めています。
11月のワークショップは、もちろん夫が参加します。(というか、強制的に)
どんなものができるのか今から楽しみです。


最後に、この企画に協力してくださる皆様をご紹介します。

・木村さん(GAUZY CALM WORKS) 家具職人であり、2歳の子のパパ
・後藤さん・山田さん(旭川市工芸センター) 旭川のものづくりの知恵袋
・大和さん(おもちゃコンサルタント) 保育士・大学講師、おもちゃの専門家
・陣内さん(もりねっと代表) 木のことなら何でも。頼りにしてます。

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