2014年4月18日金曜日

森っこプロジェクト フィールドガイド編。

大変、大変、ご無沙汰をしています。佐野です。
何とか生きています。

ここのところ、報告書と企画書と決算に追われていて、気が付けば4月!
のんびりする暇もなく、夏がやってきそうで・・・・
一日一日を無駄にすることなく、しっかりとお仕事していきましょう。

昨年度は環境省より「森で遊ぶコドモと先生を増やす森林環境教育プロジェクト」を受託、小学校と幼稚園へのアンケート調査や、たいせつ幼稚園と協働した森遊びモデルの実施、トランクキットの制作、フィールドガイドの発行、教員研修会の開催など、盛りだくさんのお仕事をさせていただきました。

アンケート調査は教育委員会や旭川市環境部の協力もあり、7割を回収!(すごい) しかも、現場の皆さんの声が伝わる内容で、今後の活動の糧となる素晴らしい情報をいただきました。(アンケート結果は、近日中にWEBで公開します)

たいせつ幼稚園と協働で年間15回の森遊びやものづくりモデルを実施しました。子供たちの表現の豊かさや気づきにこちらが ”勉強になりました” と言いたいほどで、やっぱり、子供は天才ですね。何もない春の森で自分が踏んだササの音を聞き、「葉っぱがお話している。喜んでるよ」と言ったり、シラカバを玉切りしたら、伐り終わったら葉っぱを持ってきて、そこに落ちているオガクズを載せて「持って帰って工作につかう」という子もいました。今年も森遊びは続きます。地元の森に愛着を持ち、森とどう付き合ったらいいのかをしっかりと伝えていきたいと思います。
また、工作ツールも好評で、オガクズをつけたり、色を塗ったり、年少少の3歳児でも上手にできました。たいせつ幼稚園森遊びの様子は、たいせつ幼稚園HP、みんなの秘密基地のコーナーで公開しています。園長先生や先生たちのコラムでも森遊びの様子が出てきます。興味のある方はご覧ください。

旭川の身近な自然とフィールドを紹介する「あさひかわ森っこブック」を発行しました。
デザインは前回に続き、あべみちこさん。こんな感じとかイメージとか言ってるうちに、ササっと書いてしまう。プロはすごい。手にとっただけでワクワクするような冊子になりました。
あべさん、ありがとうございます。




















小学校・幼稚園・保育園に今週配布しました。そろそろお手元に届くころかと思います。
中身をちょっとだけ、公開しますね。

















中でもイチオシは、エゾリス事典!
旭川市博物科学館の南館長に文と写真をお願いしました。
左上はエゾリスの巣穴、初めて見ました。高い木の上にいるそうです。
右下はなんと、ホオヅエをついているエゾリス。これはなかなか無いでしょう。
貴重なお写真、南館長ありがとうございます。

他にもいろんな方に写真やアイディアをいただいてこの一冊が完成しました。
みなさんありがとうございます。

学校で野外学習を進めてもらうための情報を載せた森っこブックですが、ぜひ、欲しいという方がいらっしゃいましたら、差し上げます。
ただ、あと数百部しか残りがないので、複数部はご勘弁を。

そのかわり、というのもなんですが、季節やフィールドの情報は、WEB配信を始めようと思っています。今準備をしているところですので、初夏ぐらいにはUPできる予定です。楽しみにしていてください。

今週はフィールドガイドとトランクキットの宣伝で、色んな方にお会いしました。
よく聞かれるのは、「佐野さんはどうして、こういう仕事を?」 

実は私・・・・旭川で生まれ育ったんですが、インドア派というか、お外遊びは子供の頃から嫌いで、家の中であやとりしてるタイプだったんです。だから、旭川の自然や家具のこと、全く知らない!
もりねっとに入ったきっかけは、会計担当。要するにお金の管理をしていればよかったのですが、活動を見ているうちに、何か魅力を感じてしまって・・・・木工WSや森遊びを企画運営するようになったんです。

という話をします。皆さんとても驚かれます。
でも、何か面白いものを見つけたワクワク感、虫が気持ち悪いというお母さんの気持ちもわかるからできる仕事なのではないかと思います。もしかしたら、森遊びを支援しながら、自分が一番楽しんでいるのかもしれません。


ということで、長くなってしまったので、トランクキット、教員研修会についてはまた後日。

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