スタッフで、間伐を委託されたカラマツ林の「選木」をしました。
「保存木マーク法」というやり方があります。
将来的に残したい、元気な素性のよい木にマークをつけて、
その周りから間伐していきます。
メリットは、将来の森の姿が想像しやすくなることです。
間伐する木は全部決まっているわけではなく、
やれる範囲でもかまいません。
畑とちがい、「どうしても今やらねば」
ではなく、今年できなければ来年でも、再来年でも
なんとかなります。残す木は、植林したカラマツだけでなく、
間に自然に生えてきた広葉樹も、元気で素性のいいものは
なるべく残すように、マークをつけていきます。
最近、林野庁で全国のモデル地域を選び、
ドイツのフォレスター(森林官)を招いて技術研修をしていますが、
ドイツでも「将来の木」をマークしているそうです。
やはりその周りの木を最優先に間伐しているようです。
きょうはとりあえずここまで・・・
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