2014年6月30日月曜日

夏のイベント予告!

先週は幼稚園の森遊びで、神楽岡公園に行きました。
暑い、暑い、日なたでの活動はせいぜい10分ぐらい。水分補給と日陰さがしが重要ですね。
日陰と日なた、こんなに体力の消耗が違うとは気づきませんでした。
大きな樹木があるって、いいですねー 神楽岡公園のハルニレやドロノキの下あたりでお昼寝したい気分です♪

森遊びと小学校の環境教育を進めるために、スタッフを募集しました。
ご応募いただいた皆様、ありがとうございました。ご期待に添えず申し訳ありません。
森遊び参加者や会員、ホームページを見て応募してくれた方など、10名近くの応募者の中から、1名を採用いたしました。
お給料が捻出できるなら、全員採用したいと思うほど、スキルの高い人たちばかりで、30代後半から40代で、子供と楽しめる仕事がしたい、森って面白そう、というところは共通していました。
もしかすると、子供と森で遊びたいと思っているお母さんはもっといるかも??

そこで・・・・
「コドモと森で遊びたいお母さんのための 森遊びワークショップ」を開催します!
7月17日(木)10:00~12:00 神楽岡公園
森のことを知りたい、子供と森で遊びたい、森で何ができるの? そんなお母さんたちと一緒に森を楽しむワークショップを開催します。
幼児から小学生までの子供をもつお母さんたちを対象に、楽しい・感じる・学ぶ森遊びの手法を伝えます。夏休み前、一足先にお母さんが楽しんじゃいましょう!

でも、一人では行けない・・・・という方は、
「親子で森遊び♪」 に参加しませんか?
8月6日(水) 10:00~12:00 突哨山
草木や生き物を観察しながら森を歩きます。セミの抜け殻、動物のたべあと、面白いものをいっぱい見つけましょう。

この日は、午前は子供、午後は「大人の森歩き」をします。
詳しくは後日、ご案内いたします。
(さの)

2014年6月12日木曜日

突哨山―草刈りと風景―

しみずです。


突哨山の草刈りをしてきました。
まだ、谷渡りルートと扇の沢ルートが残っていますが、それ以外をやってきました。

この山の草刈りはこだわっているところが多々あります。


草刈前


草刈り後



まぁ、全体的に見ると至って普通ですが。


カタクリ(写真中央緑の丸い膨らみ)を切らないでササを刈りました。
・・・犠牲も何本かありました・・・
春先に大事にしてきたカタクリが、今は子房が大きくなり、
中に種子がびっしり詰まっています。
いまこの状態を大切にしてあげないと、台無しになってしまいます。

犠牲になったカタクリの子房を開いてみると
たくさんの種子がでてきました。
アリさん、後は任せた!

カタクリだけじゃなく、稚樹や希少種なんかも一緒に切らないように
気をつけて草刈りをしています。それでいて歩きやすく景観も大切にして作業しています。

もし、歩くことがありましたら、そんなところも気付いてもらえれば幸いです。
また明日、草刈りの続きをします。


ところで今、遊歩道を歩いているとこんな現象が見られます。


こんな白い花がたくさん落ちています。

これはハクウンボクという木の花です。
知らない人も多いのでは。
樹木の花は地味なやつが多いけど、
これはとても大きな花が連なっているので目立ちます。

ちなみにいま、あちこちで山が白くなっている現象がみられると思います。
これはハクウンボクではなくて、ニセアカシアの花だと思われます。
外来種で繁殖力が強く、若い時はトゲがあって、
憎たらしいやつ(個人的に外来種はどうも好きになれません)ですが
花は綺麗で、しかも良い匂いで・・・この花からとれるハチミツがとっても美味しいのです。
くっ・・・なんて人々に愛されそうな外来種なんだ!

2014年5月16日金曜日

突哨山の風景

しみずです。



少しずつ、アマガエルを見かけるようになりました。

カタクリが終わり、来訪者も少なくなり、静けさに包まれた突哨山では、
ゆっくりと次の季節へと移り変わろうとしています。

≪イベントのお知らせ≫
★野の花観察会
日   時:5月31日(土)午前10時から午後2時まで。
集合場所:突哨山駐車場
持 ち 物:長袖長ズボン(虫が多く発生)、弁当、飲み物。
内  容:この時期の野の花観察
申し込み・問い合わせ:突哨山野の花グループの塩田さん(0166@23@8744)

少し、突哨山の様子でも紹介します。

全て5月14日撮影

エゾエンゴサクが種子をつけ始めました。
まだ咲いている個体もあります。

多く自生するニリンソウも咲き始めました。

面白い形、模様をしています。今ってこんな容姿なんですね。
これから以下3枚は、秋になると面白味を増す植物たちです。

光沢のある葉が特徴で、明るい場所にはびっしり生えています。
夏の間は『雑草』といわれ、見向きもされません・・・。
しかし、秋になると子どもたちの気を引く植物です。

これもある場所にはたくさん生えています。
樹液のようなほんのりした甘味がある種をつけます。
今は、こんな花が咲いているんですね。
よく見ると形の違う白い突起物が・・・。

気になった方は是非、イベントに参加してみは。


地面に目を向けて、じっくりと野の花の観察を楽しむイベントです。
主催の野の花グループは植物が好きで、詳しい方が多くいます。
植物についての豆知識から、結構難しいマニアックなことまで、
楽しみながら学ぶことができます。

5月から10月まで、月1回開催の予定です。
6月以降からは、もりねっとの『突哨山運営協議会ニュース』で告知します。

2014年5月6日火曜日

突哨山―花案内人は終わりました―

しみずです。


突哨山での花案内人の活動は、今日で終わりました。
花案内人の皆様、お疲れ様でした。
今年は11日間と昨年より1日長い活動でしたが、ほぼ毎日天候に恵まれ、カタクリに囲まれながら楽しく活動できたと思います。
5月10日(土)午前10時からカタクリ広場で反省会がありますので、ご都合の合う案内人の方はどうぞいらしてください。

さて、活動は終わりましたが、突哨山のカタクリはまだ咲いています。
ぴぴの路、4番、7番、9番(ガイドマップ参照)は今週いっぱいみられると思います。
まだ間に合いますので是非ごらんください!
詳しくはカタクリ開花速報のブログで紹介しています。

5月5日、ぴぴの路、
F番を過ぎたあたりのエゾエンゴサク群落



★それと、バイクで山道を走行した跡がありました。
この時期は親子連れの方も多く、細い遊歩道ですので非常に危険です。
突哨山は、バイク(車両)での入山はできません!



2014年4月23日水曜日

森っこプロジェクト トランクキット編

佐野です。
今朝は北海道新聞「人」の欄に載せていただきました。
写真入りで、しかも年齢まで。トランクキットの宣伝になるなら、仕方ないかぁ・・・・

前回、書ききれなかったトランクキットについて、お話します。
 

















トランクは動物パックと植物パックの二種類。
動物パックは主にヒグマ、エゾシカの頭骨や毛皮(ツメやヒツメ付き)、ネズミやコウモリなど小動物の剥製や頭骨標本と、クマ歩き体験マット。
植物パックは、タネや冬芽、実生のアクリル標本。ミズナラやトドマツ、ハルニレやシラカンバなど身近な樹木が中心です。年輪を数える輪切り標本や板目を見る縦切り標本もあります。

トランクの中身やモデルプログラムについてはWEBページを準備しているところですので、連休明けには公開します。少々お待ちください。
ここでは、トランクキットを使用した時の様子や子供たちの感想などをお話したいと思います。

トランクキットの試用は、幼稚園と小学校でモデルプログラムを実施しました。
幼稚園では、とにかく触る、ということを中心に。40分程度のプログラムを作りました。
ヒグマやシカの毛皮には全く抵抗なく、その上に寝てみたり、中に入って獅子舞状態で走り回ったりしていました。ネズミやコウモリの剥製は、喜ぶ子と気持ち悪いと逃げる子もいましたが、いつの間にか触っていたり、わずかな時間でみんなが触れることができました。
ネズミの指を数えて、「5本ある!」と不思議そうに言う子、コウモリとネズミは似ている、ヒヅメは固いなど、子供らしい発見がいっぱいでした。大人は、長さや重さなどデータとして動物を認識しがちですが、幼児の場合は、自分の体と違うところ、自分よりも大きい小さい、匂いをかいでみるなど、五感を駆使して動物を感じていました。
小学校では、子供たちにいっぱい触ってもらうために、1クラス1時間の授業を実施しました。
2年生と3年生は動物についての調べ学習がある、とのことでしたので、動物トランクを。
5年生では、森や林業について学んだ、とのことで、植物トランクを使いました。

動物トランクモデル「ヒグマについて考えてみよう!」
まず、子供たちが知っているクマのイメージについて整理。ニュースやマンガが情報源のようで、クマのイメージとして、
 ・大きい
 ・森の中に住んでいる
 ・肉食(ヒトを食べるという意見もあり)で、ハチミツが好き
実際にはどうなのか? 写真や実物で検証。
クマは旭川にいるのだろうか・・・クマに出会ったらどうする?
昔からクマと出会ったら”死んだふり”が定番だと思っていたが、逃げる、戦う、という意見が多かったのは以外だった。(死んだふりしたら襲われる、と思っているのかも)
<終了後の子供たちの感想>
 ・クマ歩きは難しかった。あの歩き方で早く動けるのはすごいと思った。
 ・動物園に行ったら、ヒグマをよく見てみたいと思う。
 ・他の動物のことも調べてみたい。肉食の動物の歯を見てみたい。   など。

植物トランクモデル「木のことを知ろう」
身近な木製品を探してみる。机、いす、家など。無垢板、集成材など、色んな形で木が使われている。板目と年輪の話をして、実際に年輪を数えてみる。年輪の幅はいろいろで、同じ樹齢でも太さが違うのはなぜ? ということから森の中の話へ。
家具などの材料になるのは、主に40年生以上の広葉樹であり、まっすぐに太く成長するために、競争をしている。死んだ木も虫の住処になったり役に立つ。実際に枯損を持ち込み、ボロボロと崩れるのを体験。
<終了後の子供たちの感想>
 ・色々な年輪があるのが面白かった。
 ・今日は年輪や板を見たので、今度森に行って立っている木を見てみたい。
 ・木が競争しながら大きくなるという話を聞いて、人間と同じだと思った。

子供たちの感想の多くは、実際に見て見たい(標本でなく、森や動物園で)というものでした。
室内から森へ、子供たちの興味は確実に広がっているようです。
今後も、トランクのコンテンツはどんどん増強します。モデルプログラムも増えていきます。もっといろんな場所で、いろんな使い方がありそうですね。

森遊びから、森林環境教育へ。
発見できた、楽しかったの森遊びから、何がどこに繋がって、自分にできることは何?を知る森林環境教育へ。
もりねっとが目指す”人と森をつなぐ”活動は続きます。


なお、トランクキットの貸し出し及び出前授業については、佐野までご連絡を。
子供たちにこんなことを知ってもらいたい、空いている時間があるので何か・・・・などなど、プログラムの作成は相談しながら、ニーズに合ったプログラムを提案します。
また、森遊びやトランクキット授業をサポートしてくれるスタッフも募集します。
連休明けぐらいには、WEBで募集します。一緒にお仕事してくれる元気なお母さんをお待ちしています。
 

2014年4月18日金曜日

森っこプロジェクト フィールドガイド編。

大変、大変、ご無沙汰をしています。佐野です。
何とか生きています。

ここのところ、報告書と企画書と決算に追われていて、気が付けば4月!
のんびりする暇もなく、夏がやってきそうで・・・・
一日一日を無駄にすることなく、しっかりとお仕事していきましょう。

昨年度は環境省より「森で遊ぶコドモと先生を増やす森林環境教育プロジェクト」を受託、小学校と幼稚園へのアンケート調査や、たいせつ幼稚園と協働した森遊びモデルの実施、トランクキットの制作、フィールドガイドの発行、教員研修会の開催など、盛りだくさんのお仕事をさせていただきました。

アンケート調査は教育委員会や旭川市環境部の協力もあり、7割を回収!(すごい) しかも、現場の皆さんの声が伝わる内容で、今後の活動の糧となる素晴らしい情報をいただきました。(アンケート結果は、近日中にWEBで公開します)

たいせつ幼稚園と協働で年間15回の森遊びやものづくりモデルを実施しました。子供たちの表現の豊かさや気づきにこちらが ”勉強になりました” と言いたいほどで、やっぱり、子供は天才ですね。何もない春の森で自分が踏んだササの音を聞き、「葉っぱがお話している。喜んでるよ」と言ったり、シラカバを玉切りしたら、伐り終わったら葉っぱを持ってきて、そこに落ちているオガクズを載せて「持って帰って工作につかう」という子もいました。今年も森遊びは続きます。地元の森に愛着を持ち、森とどう付き合ったらいいのかをしっかりと伝えていきたいと思います。
また、工作ツールも好評で、オガクズをつけたり、色を塗ったり、年少少の3歳児でも上手にできました。たいせつ幼稚園森遊びの様子は、たいせつ幼稚園HP、みんなの秘密基地のコーナーで公開しています。園長先生や先生たちのコラムでも森遊びの様子が出てきます。興味のある方はご覧ください。

旭川の身近な自然とフィールドを紹介する「あさひかわ森っこブック」を発行しました。
デザインは前回に続き、あべみちこさん。こんな感じとかイメージとか言ってるうちに、ササっと書いてしまう。プロはすごい。手にとっただけでワクワクするような冊子になりました。
あべさん、ありがとうございます。




















小学校・幼稚園・保育園に今週配布しました。そろそろお手元に届くころかと思います。
中身をちょっとだけ、公開しますね。

















中でもイチオシは、エゾリス事典!
旭川市博物科学館の南館長に文と写真をお願いしました。
左上はエゾリスの巣穴、初めて見ました。高い木の上にいるそうです。
右下はなんと、ホオヅエをついているエゾリス。これはなかなか無いでしょう。
貴重なお写真、南館長ありがとうございます。

他にもいろんな方に写真やアイディアをいただいてこの一冊が完成しました。
みなさんありがとうございます。

学校で野外学習を進めてもらうための情報を載せた森っこブックですが、ぜひ、欲しいという方がいらっしゃいましたら、差し上げます。
ただ、あと数百部しか残りがないので、複数部はご勘弁を。

そのかわり、というのもなんですが、季節やフィールドの情報は、WEB配信を始めようと思っています。今準備をしているところですので、初夏ぐらいにはUPできる予定です。楽しみにしていてください。

今週はフィールドガイドとトランクキットの宣伝で、色んな方にお会いしました。
よく聞かれるのは、「佐野さんはどうして、こういう仕事を?」 

実は私・・・・旭川で生まれ育ったんですが、インドア派というか、お外遊びは子供の頃から嫌いで、家の中であやとりしてるタイプだったんです。だから、旭川の自然や家具のこと、全く知らない!
もりねっとに入ったきっかけは、会計担当。要するにお金の管理をしていればよかったのですが、活動を見ているうちに、何か魅力を感じてしまって・・・・木工WSや森遊びを企画運営するようになったんです。

という話をします。皆さんとても驚かれます。
でも、何か面白いものを見つけたワクワク感、虫が気持ち悪いというお母さんの気持ちもわかるからできる仕事なのではないかと思います。もしかしたら、森遊びを支援しながら、自分が一番楽しんでいるのかもしれません。


ということで、長くなってしまったので、トランクキット、教員研修会についてはまた後日。

2014年4月17日木曜日

ぴぴの路での樹液&自然観察会

しみずです。



今年の花案内人の勉強会は30名を超えまして、参加者が一番多い年となりました。
ことしのカタクリはこのままいけば、ゴールデンウィーク中に開花が重なるかもしれません。



★5日前の話になりますが、ぴぴの路で比布町と教育委員会共催の「白銀の突哨山ツアー」が開催 されました。もりねっとは協力という形で参加しました。
 
 当日のガイドは、ぴぴの路に熱い思いのある突哨山協議会の澤田さんと木村さん(桐さんは残念 ながら参加できず!)。参加者の中には今日がぴぴの路を初めて歩くという人もいました。
 
 
 大雪山連邦を眺めたり、冬芽の観察をしながら歩きましたが、なんといってもこのイベントの
 メインディッシュは・・・


★シラカバ樹液!です。
 比布町側にある大きなシラカンバから樹液を採集し、採りたての樹液を飲んで楽しみました。  

  ドリルで数センチほど穴をあけ、チューブを差し込むと、すかさずポタポタと樹液があふれてきました。1時間30分ほどで、500mlのペットボトルが満杯に!半日で4リットルはたまるようです。恐るべし。


 ぴぴの路は2011年に比布町と町民の方たちが作った遊歩道です。全て新しい遊歩道ではなく、昔、小学校の遠足などで使われていた遊歩道の一部を復元して作りました。
 開設後は、町民に身近な自然を感じてもらいたく、比布町と一緒に森林の活用を考えてきました。
 少しずつぴぴの路の魅力を伝えていく活動が比布町で始まっています!
 もりねっとは旭川側の指定管理ですが、出来る範囲で協力し、一緒に盛り上げていきたいと思い ます。


 『行政は分かれているけど、突哨山の自然はひとつ』という寺島先生の言葉が胸に響きます。


★気になるカタクリの様子は・・・今晩か、明日にでもカタクリ開花状況をブログで紹介します。