2010年9月3日金曜日

玉切り

倒した木の長さをはかって
切断することを「玉切り」といいます。
太さ70cmの木の玉切りは
なかなか体験できないので、
スタッフの清水くんにチャレンジしてもらいました。
今回は農家の方のタモ材。
いろいろ思い出深い木、
でも、どうしても伐らないといけない、
ということで、もったいなかったのですが、
この2月に伐ったものです。



チェンソーのほんの少しの傾きが、
伐っていくうちに大きく曲がってしまうので、
何度も見るポイントを確認しながらの初挑戦。
なんとかまっすぐ切ることができました。

農家の屋敷の木を切るのは、
これが最初で最後かも。
お世話になっていた方に頼まれ、引き受けましたが、
農村の自立や、景観の保全なども大事なので、
今後は、少なくとも自分たちで手をくだすのは
やめようと思いました。

困っている農家を助ける、
というのも大事なのですが・・・
農家にとって、「日陰になる」というのは、
物理的な意味以上に精神的な意味が大きいのかも
しれません。

タモ材は、腐れがはいって変色していますが、
製材してなんとか使ってみようと思います。
これが、地域のつながりを強くする何かに役立てば、
少しは恩返しができるのかも、
と思っています。

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